スカーレットの心のつぶやき
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私は無口だが、何か一つのことをこつこつとしている人に惹かれる。
何故だかわからないけれど、
派手でパフォーマンスだけ目立つ人は好きではない。
人が見ていようが見ていまいが、
黙々と自分がやりたい仕事をしている人の姿が眩しく感じられる。
それはどんなことでも同じである。
毎日着る服もそうだ。
一見パッと見のするものはやがて飽きが来る。
見栄えは地味だけれど、
目立たず品の良い服は何年経っても飽きずに着ることができる。
人もそうだ。
目鼻立ちがきりっとしていて、
第一印象はとても美しくステキに思えても、
もし、毎日その人の顔を見ていれば、
きっと飽きてくると思う。
昔こんなことがあった。
私の知人にとてもハンサムで見た感じも良い感じのする人が居た。
その彼が結婚することになったと聞いた。
私は彼の奥さんになる人はきっと彼にに似つかわしい、
美人で素晴らしい人だろうと思っていた。
でも、彼が選んだ人は地味で目立たない、
でも、とてもいい人に思える女性だった。
人でも、物でも何でもそうだが、
地味でも味のある、
飽きの来ない、嫌にならないの人、物が良いのだと思う。
先日アジア展があったときに行って出会った人は、
自分の道をひたすら歩んでいる人だった。
TVのディレクターとしてフィリッピンへ取材に行っていたときに、
その土地の人たちとの触れ合いにより、
その現地での暮らしや人に魅せられ、
今はフィリッピンに工房を持って
手作りの家具を作っていると言っていた。
同じ人間の一生の中で
目立たなくてもいい、
自分がやりたい道をこつこつと極めていく人生って
本当に素晴らしいものだと思った。
地味でもいい、人生の花なんて要らない。
でも、自分が納得できる人生をひたすら歩むことができたら、
どんなに素晴らしいことだろう。
そして、どんなに幸せだろうかと思う。
私もできたらこれからの残りの人生を、
人の目や言葉に左右されず、
自分自身の心に素直に、
そして誠意を持って生きていこうと思う。
たとえ、それが本当に地味なものであっても・・・
スカーレット
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