スカーレットの心のつぶやき
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2004年07月18日(日) 地味でも

私は無口だが、何か一つのことをこつこつとしている人に惹かれる。

何故だかわからないけれど、

派手でパフォーマンスだけ目立つ人は好きではない。

人が見ていようが見ていまいが、

黙々と自分がやりたい仕事をしている人の姿が眩しく感じられる。

それはどんなことでも同じである。

毎日着る服もそうだ。

一見パッと見のするものはやがて飽きが来る。

見栄えは地味だけれど、

目立たず品の良い服は何年経っても飽きずに着ることができる。

人もそうだ。

目鼻立ちがきりっとしていて、

第一印象はとても美しくステキに思えても、

もし、毎日その人の顔を見ていれば、

きっと飽きてくると思う。

昔こんなことがあった。

私の知人にとてもハンサムで見た感じも良い感じのする人が居た。

その彼が結婚することになったと聞いた。

私は彼の奥さんになる人はきっと彼にに似つかわしい、

美人で素晴らしい人だろうと思っていた。

でも、彼が選んだ人は地味で目立たない、

でも、とてもいい人に思える女性だった。

人でも、物でも何でもそうだが、

地味でも味のある、

飽きの来ない、嫌にならないの人、物が良いのだと思う。

先日アジア展があったときに行って出会った人は、

自分の道をひたすら歩んでいる人だった。

TVのディレクターとしてフィリッピンへ取材に行っていたときに、

その土地の人たちとの触れ合いにより、

その現地での暮らしや人に魅せられ、

今はフィリッピンに工房を持って

手作りの家具を作っていると言っていた。

同じ人間の一生の中で

目立たなくてもいい、

自分がやりたい道をこつこつと極めていく人生って

本当に素晴らしいものだと思った。

地味でもいい、人生の花なんて要らない。

でも、自分が納得できる人生をひたすら歩むことができたら、

どんなに素晴らしいことだろう。

そして、どんなに幸せだろうかと思う。

私もできたらこれからの残りの人生を、

人の目や言葉に左右されず、

自分自身の心に素直に、

そして誠意を持って生きていこうと思う。

たとえ、それが本当に地味なものであっても・・・


スカーレット