スカーレットの心のつぶやき
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「百聞は一見にしかず」と言う言葉があるが、
昨日の私は、
「百見は一験にしかず」だった。
こんな言葉はないのだけれど、
本当にそう思った。
何でも端で見たり聞いたりするのと、
実際に自分が体験してみるのとは全く違う。
昨日の地区役の仕事はまさにこの通りだった。
人がしているのを見ると自分も出来るかな?と、
思うことって誰にでもあると思う。
私がヴァイオリンを始めたのもそうだった。
私は好きでよくコンサートを聴きに行く。
そして、オーケストラを聴いていて、
ヴァイオリンを弾いている人たちが、
いかにも易しく、楽しそうに弾いているのを見ていて、
私もやってみようと思った。
しかし・・・
レッスン日記にも書いているとおり、
簡単なものではなかった。
基本的なことをマスターするのさえ難しい。
これも私自身が体験してみて分かったことだ。
昨日の電話帳の配布と回収の仕事も、
こんなにも大変で疲れる仕事だとは思ってもみなかった。
毎年、役の人が我が家にも電話帳を配ってきてくれていた。
「ご苦労様!」の言葉をかけてはいたが、
そんな言葉では労うことのできないくらいの労働だった。
簡単に玄関先に置いて良いのなら簡単だ。
でも、対面して手渡し、
古い電話帳を回収して、
リストに結果をチェックして記入する。
冊数が3冊にもなると、
一軒の分でも結構な重さになる。
一度に数軒分を持っていくと本当に重かった。
まだ、この配布だけで済むのなら良かったのに、
訪問して学校の後援会に入会してもらい、
その入会費を集める仕事があったのだ。
私は昔から勧誘という仕事が苦手だ。
だから、何でもセールスをしている人を見ると、
偉いなあと思っていた。
今回も寄付をお願いするのがなかなか大変だった。
中学に子供が通っている家庭には言えるのだけれど、
まだ子供の居ない家や高齢のご夫婦が住んでいる家には、
どうしても声をかけることができなかった。
昨日は朝早くにリストと地図でチェックして、
午後から夜9時半頃まで配布をした。
それでもまだ三分の一しかできなくて、
今日も残りが沢山ある。
9時になったら始めようと思っている。
何でもやってみて初めて分かることを、
身に沁みて感じた私は、
これからどんなことでも、
端で見て居るだけの立場での意見を言うのをやめようと思う。
その人の立場にならないと分からないことが、
本当にいっぱいあるということを改めて実感している。
私にとって最初で最後の役の仕事になるかもしれないが、
やってみて本当に良かったと思う。
さあ、今日も頑張ろう!
スカーレット
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