スカーレットの心のつぶやき
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2004年06月06日(日) やってみて

「百聞は一見にしかず」と言う言葉があるが、

昨日の私は、

「百見は一験にしかず」だった。

こんな言葉はないのだけれど、

本当にそう思った。

何でも端で見たり聞いたりするのと、

実際に自分が体験してみるのとは全く違う。

昨日の地区役の仕事はまさにこの通りだった。

人がしているのを見ると自分も出来るかな?と、

思うことって誰にでもあると思う。

私がヴァイオリンを始めたのもそうだった。

私は好きでよくコンサートを聴きに行く。

そして、オーケストラを聴いていて、

ヴァイオリンを弾いている人たちが、

いかにも易しく、楽しそうに弾いているのを見ていて、

私もやってみようと思った。

しかし・・・

レッスン日記にも書いているとおり、

簡単なものではなかった。

基本的なことをマスターするのさえ難しい。

これも私自身が体験してみて分かったことだ。

昨日の電話帳の配布と回収の仕事も、

こんなにも大変で疲れる仕事だとは思ってもみなかった。

毎年、役の人が我が家にも電話帳を配ってきてくれていた。

「ご苦労様!」の言葉をかけてはいたが、

そんな言葉では労うことのできないくらいの労働だった。

簡単に玄関先に置いて良いのなら簡単だ。

でも、対面して手渡し、

古い電話帳を回収して、

リストに結果をチェックして記入する。

冊数が3冊にもなると、

一軒の分でも結構な重さになる。

一度に数軒分を持っていくと本当に重かった。

まだ、この配布だけで済むのなら良かったのに、

訪問して学校の後援会に入会してもらい、

その入会費を集める仕事があったのだ。

私は昔から勧誘という仕事が苦手だ。

だから、何でもセールスをしている人を見ると、

偉いなあと思っていた。

今回も寄付をお願いするのがなかなか大変だった。

中学に子供が通っている家庭には言えるのだけれど、

まだ子供の居ない家や高齢のご夫婦が住んでいる家には、

どうしても声をかけることができなかった。

昨日は朝早くにリストと地図でチェックして、

午後から夜9時半頃まで配布をした。

それでもまだ三分の一しかできなくて、

今日も残りが沢山ある。

9時になったら始めようと思っている。

何でもやってみて初めて分かることを、

身に沁みて感じた私は、

これからどんなことでも、

端で見て居るだけの立場での意見を言うのをやめようと思う。

その人の立場にならないと分からないことが、

本当にいっぱいあるということを改めて実感している。

私にとって最初で最後の役の仕事になるかもしれないが、

やってみて本当に良かったと思う。

さあ、今日も頑張ろう!


スカーレット