スカーレットの心のつぶやき
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2004年06月05日(土) 自慢

先日の朝日新聞の天声人語に次のようなことが書かれてあった。

それは、

日本画家の片岡珠子さんの言葉である。

「自慢は大胆なところ。

周りの人に失礼があっても遠慮しない。

生きた人間が感じることを大切にしたい。」

私はこの言葉を何回も読み直してみた。

声に出しても読んでみた。

何か漠然と理解できる気がした。

日本人は他の国の人に比べるととても謙虚だと言われる。

遠慮深いのだと思う。

自分のことを人の前で自慢することは、

あまりいいことではないと思われている。

確かに自分のことを自慢して話す人が居れば、

顰蹙を買うであろう。

控え目が美徳とされてきた日本において、

いくらそれが本当であったとしても、

自画自賛することは好まれない。

でもこの言葉のように、

自分がなしえたことを素晴らしいことだと思うなら、

自信を持って人に言えるのが本物なのかもしれない。

本当にその人が思っていることなら、

それは動かしがたい事実であろう。

その人が生きてきて感じたことなのだと思う。

誰の前でもはっきりと自分を主張することは、

これからの世の中には大切なことなのかもしれないと思う。

控えめで、ファジー、

つまり曖昧なのが良いとは限らないと思う。

人の考え方は様々だから、

自慢することをよしと思う人、

否それは嫌だと思う人、

皆それぞれだと思う。

ただ、私が思うのは、

自分ひとりでも、

周りに誰かが居ても、

自分がしたことが良いと思うなら、

そしてそれが素晴らしいと感じるなら、

自分の気持に蓋をするのではなく、

自分が感じた気持ちをそのまま表現しても良いと思う。


スカーレット