スカーレットの心のつぶやき
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2004年05月28日(金) 心を伝える

私の知っている人に、

毎日誰か3人に手紙を出し続けている人が居る。

今まで20年続いていると聞いた。

簡単に20年と言ってしまえばそれまでだが、

一日3人×365日、

一年365日×20年、

計算したら、彼が出した手紙の数は物凄い数になる。

何がきっかけで書こうと思ったのかは知らないが、

やはり人との交流をしたいと願う気持ちからだろうと思う。

私は、今はPCや携帯電話でメールをしているが、

本当はペンを持って便箋に向うのが好きだ。

でも、最近は手紙を書くことは少なくなってしまった。

その代わりと言っては変だが、

絵手紙を描いている。

絵手紙は手紙のように長い文章ではないけれど、

やはり、自分自身の気持ちを相手に伝えるという点においては、

封書の手紙と変わりはしない。

今、私は少なくとも、

一週間に6〜7通の絵手紙を描いている。

そして絵手紙の良さが分かるにつれて、

余計に手紙の良さを感じ始めている。

私も一日3人とはいかなくても、

せめて一人だけでも手紙を書くことができたら、

どんなに良いだろうかと思う。

人は自分の心を相手に伝えるために言葉を使う。

言わなくても分かるというのは傲慢だと思う。

やはり気持ちは言わなくては相手に伝わらない。

気持ちを伝えることによって初めて、

その人との心の交流が始まるのだ。

だから、

言わなくても分かるというのではなくて、

言うからこそ伝わると思いたい。

心を伝えることはとても大事なことだ。

言葉は相手の心にとって薬にも刃にもなりうるものだ。

だから、その言葉を深く考えて欲しいと思う。

人と人とのコミュニケーションをはかるためにも、

心を手紙に託して伝えたいものだ。

メールとも電話とも違った良さを思い出してほしい。

相手の書いてくれた一文字一文字の中に、

相手の心が入っている。

私のことを思ってくれながら書いてくれたのだと、

思うだけで嬉しくなる。

これからどんな世の中になろうとも、

手紙は人の心の交流の原点として、

いつまでも残るものだと思う。


スカーレット