スカーレットの心のつぶやき
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2004年05月12日(水) 才能

この数週間ヴァイオリンの練習をするたびに、

私にはよほどこのヴァイオリンの才能がないのだと思えてならない。

今年になって始めたヴァイオリンも、もう丸々4ヶ月が過ぎた。

それなのに、右手のボーイングが上手くできない。

だから、良い音を出すのが出来ないのだ。

理屈では分かっているのに、

いざ右手に弓を持ってボーイングを始めると、

すべったり、真っ直ぐに弾けなかったりする。

当然音色は妙な具合になる。

この4ヶ月の間、一体私は何をしてきたのだろうか?と思うことがある。

ピアノのように鍵盤を弾けば正しい音階が出ることが、

いかに嬉しいことかをしみじみ思う。

再来週にはピアノの調律の予定が入っている。

一年に一度プロの調律士に来てもらって、

音の微妙な変化を正しく直してもらえると、

ピアノの前に座り、弾くと正しい音階を出すことが出来る。

でも、ヴァイオリンは自分で微妙な調節をして。

正しい音を作らなければならない。

それに綺麗な音色ということになれば、

また話は別だ。

だから、一石二鳥には出来ないのが当たり前だとも思う。

始めたときに先生が言った言葉、

「一曲を弾けるのは3年かかる」は嘘ではなかったのだ。

私にヴァイオリンの才能なんてものがあるとは思わないから、

ひたすら練習するしかないのだろう。

ロシアの作家ゴーリキーの言葉に、

「才能とは、自分自身を信じることである」と言う言葉がある。

才能があるかないかの問題ではなく、

その才能を信じて日々磨いていくことが必要なのだと思う。

才能は初めからあるものではなく、

自分の才能を信じて発見するものなのかもしれない。

結局は練習をすることが大事なのだ。

投げず、諦めず、私の才能を信じて頑張ろうと思う。

ああ〜今日は少しはましな音色が出るだろうか・・・


スカーレット