スカーレットの心のつぶやき
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夫に聞いてみた。
「人間にやせ我慢って必要だと思う?」と。
夫は次のように答えた。
「ここだけは絶対にひいてはいけないと思うとき、
自尊心を持ち続けないといけないとき、
こんなときはやせ我慢が必要だと思う。
貧乏していて、何かいい条件を与えられた時、
その条件を受け入れたとき、
その場はいいかもしれないけれど、
一生敗北感に悩まされるかもしれない・・
そんな時にはやせ我慢は必要だと思う。」と。
私も時にはやせ我慢は必要だと思うのだ。
何かの決断をするとき、人生の中で苦渋の選択をしようとするとき、
自分自身のプライドを保っていきたいと思うとき、
元気に、やせ我慢をしながら、前を向いて凛として決断して実行することが必要だと思うのだ。
別れは特にそうだと思う。
悲しみと苦しみだけだとしても、次に踏み出そうと思うなら
自分の中で思い切って背中を押しださないといけない。
踏み切り板を思いっきり強くけって跳び箱を飛んだときのように。
別れは人だけではない。
時間との別れ、
ものとの別れ、
どうしようもない距離感、
そのような諸々のものを全部ひっくるめて、決断したいと思う。
真っ直ぐ前を見て、顔を上げて歩いていきたいと思う。
そう、女の意地、プライド、痩せがまん。
全てを前に踏み出すエネルギーに換えたいと思う。
新しい明日に向かって。
あのタラの地で言ったスカーレットの言葉のように。
スカーレット
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