スカーレットの心のつぶやき
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2003年12月24日(水) 愛するということ

「愛するということは技術である」とエーリッヒ・フロムは言った。

生きることが技術であるように、愛は技術だという。

どうすれば人を愛せるようになるかを学びたければ、

他の技術、例えば言葉、絵画、大工仕事、医学、工学なども技術を学ぶ時と同じ道をたどらなければならないと言う。

愛するということは大きな希望と期待と共に始まり、決って失敗に終わる活動や事業などと同じなのである。

他の失敗はそれをやめれば済むことだ。

でも、愛の失敗を克服するための一番良い方法は一つしかない。

それは失敗の原因を調べ、そこからすすんで愛の意味を学ぶことである。

その一歩として、この愛は技術であるということを認識することが必要だ。

愛の失敗をばねにして次の愛を失敗のない愛に変えることが出来ればどんなに良いだろう!

私は本当に馬鹿だから、そして懲りない人だから、今までの50年間の間にどのくらい、愛の失敗をしてきたことだろう。

そして、その失敗を良い意味での経験にして、次には一歩踏み出して、ステップアップをしないといけないのだと思う。

なのにいつも同じことをしている私が居る。

何でだろう?

頭では分かっていても心が認識しないで終わるのだと思う。

愛するということに意味をもっと深く考えていけば、こんな私にも道は開けるのだと思う。

技術を磨いて上達することが出来るのだ。

愛は能動的な活動であって、決して受身つまり受動的な活動ではない。

もしも自分自身が愛されたいと思うなら、まず人を愛することからはじめないといけないのだ。

何かあるたびに落ち込むのではなくこうして技術を磨くことができるチャンスだと思い喜ぼう。

待っている愛ではなく、またもらうことばかり思う愛ではなく、
誰かに与えてあげることこそが本当の愛のように思う。


スカーレット