スカーレットの心のつぶやき
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先日、遠くの知り合いにみかんを送った。
お正月前でもあるし、みかんは珍しいかと思って送ってあげたいと思ったのだ。
私の住む愛媛県はみかんの産地である。
日本中で一、二番の収穫量のがあるのではないかと思う。
こちらのみかんのうたい文句は「まじめな愛媛のみかんです」
TVのCMでも流れている。
愛媛の温暖な風土と、水はけのよい段々畑などの立地のよさ、そして何より農家の人達が努力して美味しいみかんを目指したお陰である。
「空の太陽、石垣による反射の日光、海からの反射による光」これが愛媛みかんにとって「3つの太陽」と呼ばれているそうだ。
先日送ったみかんも、農薬を使わず(まるっきり使っていないのではないかも?)新鮮な農家直産のものだった。
試食をしたら酸っぱさを感じた。
でも、甘いだけのみかんもみかんらしくないと思って新鮮さを選んだ。
みかんだけではなく人でも甘いだけじゃ駄目だと思う。
やさしいだけでは駄目だと思う。
本当のやさしさ、本当の意味での甘さって何だろうと思うときがある。
只相手の言うとおりにすること、相手の我儘をきいてあげることがやさしさではない。
それは酸っぱさもない、ただ甘いだけのみかんのようなものだ。
少しは酸っぱさも欲しい。
時には厳しさもほしい。
人は一面だけを持っているとは思わない。
色々な面があり、意外さもあって良いと思う。
私は今まで娘を育てながら色々な勉強をしてきた。
娘を産まなかったらきっと分からなかったであろうことをいっぱい学んだ。
自分の人生を自分の足で歩いていくことを教える大切さ、
人を思いやることの大切さ、
何か辛いことに出会ったときに逃げ出さない強さ、
苦しみに耐え抜く忍耐力の大切さ、
そして、何より自分自身を大切にする心。
私が自分のことで気づかず30年生きてきたことを全部娘の育てていく途中で知った。
みかんじゃないけれど、母として娘にとって大切な日光にならないといけないと思う。
甘いだけではなく、時には酸っぱさもあってこそみかんなのだと思う。
これからもまだ数年は親としての子育てが続く。
「苦労してでも、耐え抜く力」
私の一番苦手な忍耐ということをこれからも私自身に言い聞かせながら生きていこうと思う。
「甘いだけじゃ駄目なんだ、時には厳しさも必要、酸っぱさも必要!」
スカーレット
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