スカーレットの心のつぶやき
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2003年09月09日(火) 大衆演劇

昨日本当に久しぶりに大衆演劇を見た。

最後に見たのはいつだろう?

もう13年は経っているだろうなあ。

思えば私は何故あんなにこの大衆演劇に夢中になったのか?とても不思議だ。

大衆演劇というよりも一人の役者に夢中になっていたのだ。

初めて大衆演劇を見たのは、そう今からもう25年くらい前にだと思う。

元々、父も母もこの大衆演劇のファンで松山にある温泉センターによく見に行っていた。

私は初めは何ともなかったのだが、ある劇団の一人の人を好きになり、いわば彼の虜になってしまった。

私は熱しやすいタイプなので、もう彼に夢中になり彼のことしか頭にない状態に陥ってしまった。

その日の芝居が終わると楽屋へ行って何かを差し入れたのがはじまりだった。

その後は舞台の上の役者の写真を撮るだけではなくて、
楽屋へ行ったり、お見送りの時に一緒に写真撮影をしてもらったりした。

本当に夢中だった。

追っかけもした。

好きな座長を追いかけて大阪、神戸、岡山と芝居小屋へ行ったものだ。

何であんなに夢中になったのか?

今思うと、私の生きがいだったのだと思う。

本気で生まれてきて良かった、生きていて良かったと思ったのだ。

この夢の世界がいつまでも続いて欲しいと願っていた。

友達になった劇団の女の子とは一緒に食事に行ったりボーリングに行ったりした。

勿論舞台の彼に「おはな」を上げた。

TVで見るように役者の首にお札のレイを架けてあげることができればどんなに良いだろうと本気で思っていた。

まだ結婚していなかったのでしようと思えば出来たのだが、流石の私もそこまではしなかった。

でも、気持は同じだった。

私が大衆演劇に夢中になったのは結婚後娘が酢生まれるまで続いた。

娘が生まれると暇もなく体力的にも行くのがむつかしくなったことも原因の一つだけれど、
本当は私が夢中になることが出来るものが見つかったからだと思う。

娘という私の生きがいが見つかってから私の大衆演劇通いはぴったりと終わった。

そして今日は本当に久しぶりに見たのだが、前のような気持にならない私が居た。

確かに楽しい夢のような時間だったし、座長も綺麗だった。

踊りも良かったし芝居も良かった。

でも、それだけだった。

もう一度見に行こうとは思わなかった。

私の大衆演劇への熱はもう冷めたのだと思った。


スカーレット