スカーレットの心のつぶやき
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私の友人に大きな夢を持ち私に語ってくれる人が居る。
あまり会うことはないのだけれど、 たまに会うと必ずその人の夢の話になる。
私はその夢の話を聞くのがとても楽しい。
本当にその人は自分がどうしたいか、 どんな夢を持っているかを一生懸命に話してくれる。
話をしている時のその人の目が輝いている。
饒舌でないから余計に私は惹かれるのだと思う。
口ばかりが達者でペラペラと喋る人よりも、 一言一言考えてかみ締めるように話してくれるその人が好きだ。
その人は本を出したいと考えているらしい。
自分が心の中で温め続けてきたテーマを もっともっと調べて、フィクションではなく ノンフィクションを書こうと思っているという。
私も文章を書くのはとても好きだ。
私の場合は同じ書くといっても心の中で思ったことや 頭で考えていることを、唯文字にし、 文章にするのだからずっと容易い。
その人は自分のテーマを書こうとすると、 まず外国の文献を取り寄せる。
次にそれを翻訳する。
そして一つ一つの事実確認をしながら書き進めていくと言う。
私のように自由な時間がいっぱいあるわけではない。
仕事をしながらの執筆活動だ。
朝早く起きて翻訳し書く。
休みの日は一生懸命に書いている。
疲れていても寸暇を惜しんで書いているという。
その書いていることやこれから書きたいと思うことを 私に語ってくれるときのその表情、 身振り手振りで話してくれるその一生懸命さは脱帽だ。
何年かかっても仕上げたいと言っている。
そのためにはアメリカに行き図書館で昔の新聞の記事を調べ、 日本ではできない文献調べをしたいとも言っている。
どうかいつの日にかその人の夢が叶い、 一冊の本が完成することを私は心から祈っている。
私には何もしてあげることはできないけれど、 その人の夢の後押しはできると思う。
もしその人の気持が弱くなって諦めそうになったら、 私が励ましてあげたいと思う。
スカーレット
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