| 2015年08月09日(日) |
渡辺有子『すっきり、ていねいに暮らすこと』★★★☆☆ |
 渡辺有子『すっきり、ていねいに暮らすこと』
こころにのこったところ。
「一日のはじまりは部屋をととのえてから」(p14)
「すべてが定位置になり、これが家の中の『ゼロの状態』という状態にしたいのです。レギュラーにすることでその日の日常がはじまります。」(p14-15)
「今、我が家のティッシュは家にひとつ。ごみ箱はキッチンにフタ付きのものと洗面所に小さなカゴがひとつだけ。意外にもこれで十分、やっていけます。(略)溜め込まないということはどんなことでも、暮らしの中で大事なことのように思うのです。」(p30)
「料理上手とはおいしい料理が作れるだけではなく、手際のよさも含まれているように思います。(略)手際よく料理をしてなおかつ、段取りがよければ料理ができあがったときには片付けも終わっているという、それが理想的な料理上手。」(p47)
「そもそも、冷蔵庫は物を詰めるところではないはずですものね。」(p66)
「冷蔵庫は作業している間に必要な冷えた作業台なのです。」(p67)
「道具は必要な時に使うものだけれど、料理を道具から発想することができたら、それはまた楽しいものだと思うのです。せっかく手に入れた道具なのだから、どんどん使って、使いこなしていけたらいいですよね。そうなれる道具が、自分にとってのいい道具なのだと思います。 だから、重い道具はあえて、しまいこまないことにしています。」(p75)
「その日に、その時に、食べたいと思ったものを食べる、そに日に目で見て、新鮮でおいしそうなものを使いたいと思っています。その時の『おいしそう!』と思う自分の目とその気持ちを大切に。そうすると、夕食の支度を嫌々するということもない、というオマケもついてきます。」(p99)
「理想の朝時間を手に入れるのはいつになるでしょうか。 朝の時間、習慣を、思いっきり見直してみるというのもいいかもしれませんね。」(p140)
見直してみたいと思います。 きっと変わるから。よいほうへ。
「気分転換の隙間は次のことへ気持ちが向いていく大切なひと時。ひとつひとつをクリアにしてムリなく、前へ進んでいきたいものです。」(p156)
ひとつひとつ。 クリアにするというのと、クリアすること。 クリアにすれば、クリアできる。 クリアにするためには、まず出す、見る、受け止める、受け入れる。
今すべきことが見えてきた気がしました。
こんな透明感のある暮らしを私もしたい。 渡辺有子さん、ありがとうございました!
渡辺有子『すっきり、ていねいに暮らすこと』
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