| 2015年03月25日(水) |
くわばたりえ『あなたが生まれてから』★★★★☆ |
 くわばたりえ『あなたが生まれてから』
かつての自分を思い出し、ちょっとうるっときました。 悩める、育児に真摯に向き合う多くのママに彼女のメッセージが届くといいと思う。
メモ。
「がんばらんでいいと思う。 手を抜くことをがんばればいいと思う。 わたしがそうやから。」(p58)
「私も人間なんです。 手を抜くときがあってもいいやんか。 すべてを完璧にするのが母親じゃない。
母親でいたいから、子どもの前で少しでも笑っていたいから、 手を抜かせてください。」(p58-59)
「しんどくてイライラしながらごはん作って 怒鳴りながらお風呂に入れるより、 わたしが子どもなら、 イライラ母さんより、 笑ってる母さんの方がいいもん。
だから、子どもに最低限することと言われたら 笑顔で『大好きよ〜。大大大好き〜』と抱きしめる。 これがいちばん大切なんかなぁ? と最近思う。」(p71)
「でも今、少しわかるようになった。 ひとりでがんばったらアカン。 しんどいときはしんどいと誰かに言う。 隊長のときにこれができればよかったと、今になって思う。」(p100)
「『お母さんの笑顔がいちばん」とよく聞くから、 実験してみました。 本当にお母さんの笑顔が いちばんやった。 (略) 隊長が赤ちゃんのとき、 めっちゃ泣く子やった。 わたし、しかめっ面やったんやろうなぁ。」(p103)
「どうしたら笑ってくれる?
怒らずに、教えてください。」(p113)
父親がどうあるかも、ものすごーく、大事!
くわばたりえ『あなたが生まれてから』
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