| 2010年10月16日(土) |
おひとりさまの「法律」 |
メモ。
「人のいのちは、いつ立たれることになるのかわからない。(略) だから、信頼し合ったつれあい同士なら、財産とモノのありかだけは、お互いに聞いておきたい。そうしないと、『ある日突然』に見舞われたときに、右往左往することになる。」(p55)
「いちばんいいのは、大事なもののリストをつくっておくことだろう。」(p55)
「つれあいは『縁起でもない』とイヤがるかもしれないが、『大切なモノコレクション』の行先も聞いておきたい。」(p56)
「『ある日突然』帰らなくなるのは、つれあいではなく自分自身、という可能性だってある。 だから、つれあいのいる人も、いない人も、残った人が困らないように、ある程度の年齢になったら、ふだんかっら不要なものは処分し、身の回りの整理をしておこう。」(p56-57)
死ぬまでにかかるお金についても考えること、準備することが必要。
「買い物依存症の根っこにあるのは、『満たされない』という思いだ。」(p139)
2006年の和歌山県田辺市での調査でわかったこと。 「介護の厳しさを知っている女性が、家族ではなく専門の施設に、と考えているのに対して、介護の実情を知らない男性は、妻に面倒を見てもらいたい、いやもらえると思っている。」(p183)
盛んになってきている散骨ビジネス。 手紙葬。
「残った人の幸せを願う手紙の最後には、『ありがとう、さようなら』とあった。」(p237)
「自分の『死に方』はどうなるかわからないけれど、『弔われ方』はあれこれ考えることもできる。」(p237)
「キモに命じてきたのが、『死ぬときに、あれもやりたかった、これもやりたかった、とだけは言いたくない』ということ。」(p239)
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