| 2008年06月14日(土) |
崎山 みゆき『10年後の名刺―「なりたい自分」に近づくためのヒント』★★★☆☆ |
『10年後の名刺―「なりたい自分」に近づくためのヒント』 崎山 みゆき リヨン社
心に残ったところ。
自己実現を果たすコツは、段階を踏むこと。 焦らず、ゆっくりと。
「それから第四欲求を満たしましょう。そのためには、職場や家庭で『あなたがいてくれてよかった』『あなたに頼んでよかった』と言われることをするのです。一言で言うと、『ありがとう』と言われることです。」(p117)
「新しいことを始めるには、かなりの時間と体力、知力が必要になります。『なりたい自分』になるという経験を、今までに何回もクリアしてきた人であれば、三つでも四つでも並行してできるかもしれませんが、初心者は、まず一つに絞ってやり方のコツをつかみ、『達成した』という自信をつけることのほうが優先です。」(p128)
やりたいことを絞る方法。 三つの条件をクリアしているか。
「一つ目は、『自分が好きなこと』、二つ目は『自分ができること』、三つ目が『人から求められること・喜ばれること』。これらを満たすものに絞ることが、『自己実現』を可能にするための条件です。」(p128)
小さな成功を繰り返していくことで自信を持てるようになる。 大切なのは、できた!という自信と、できるかも、という自己効力感だと著者はいいます。
スタンフォード大学のアルバート・バンデューラ博士によって提唱された概念、セルフ・エフィカシー(自己効力感)。
困難な状況に対しても、積極的に立ち向かえる前向きな気持ち。
これは今もっていなくても、身につけることができると。 どうすればいいかというと、小さな成功体験を積み重ねることだそうです。
やりたいことが絞れない、選べないという人へのアドバイス。
「そんなとき、試していただきたいのが『消去法』です。つまり、捨てるものの方から選んでいくのです。(略) やりたいことがたくさんある方は、『やらなくてもいいかな』と思えるものを、まずはそぎ落としていきましょう。」(p141)
「たまには『捨てる』ことを練習するのも大切なのではないでしょうか。『捨ててしまう』ということから、新しい発見をすることもしばしばあるからです。」(p142)
目標設定と、今自分の立っている場を知るというのはどちらもとても大切。 両方把握できた上で、次に大切なのは、「今、何をするべきか」。
最初の一歩を踏み出すためには、最初の一歩はどうやったら踏み出せるかを知ること。具体的に、この靴を履いて、どちらの脚からどちらの方向へ踏み出せばいいか、ぬかるんでいたらそっと、すべりやすそうなら慎重に、荒れていたら靴を変える、そういうことも理解できればまず一歩、が踏み出せる。
行動をためらっている時間がもったいない。 一歩、また一歩を踏み出して、変わっていきたい。
人に公言することのメリット。
「一つ目は、『頭の整理』です。自分が漠然と描いていたことでも、言葉にする、文字にするということを通じて、はっきりします。 二つ目は、『協力者が得られる』こと。頑張っている人には、応援しようとして、たくさんの人や情報などが集まってきます。 三つ目は、『実現性が高くなる』こと。人に言うということは、相手と約束をするという意味を含んでいます。話してしまった手前、途中でやめずにやっぱり頑張ろうかな……という気持ちが起こります。」(p147)
10年後の名刺。
私も作ってみようかな。
『10年後の名刺―「なりたい自分」に近づくためのヒント』
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