| 2006年09月13日(水) |
きむら ゆういち『オオカミのひみつ』★★★★☆ |
 『オオカミのひみつ』 きむら ゆういち 田島 征三 偕成社 (2003/05)
これまでで一番気に入ったオオカミ本かもしれないです。
『ともだちや』のオオカミさんは、別格として。
森中の動物たちに恐れられているオオカミ。
そんなオオカミに、実はひとつだけ怖いものがあって…。
それは小ちゃなシャクトリムシ。
前方にいるだけで道を変えてしまうし、食べようとしたブタのお尻についていたら「まずそうなブタだぜ!」とかごまかして食べないし、よもや、それがオオカミの体を「オイッチ二、オイッチ二」とのぼってきたりしたら、パニック! 我を忘れて振り落とそうと森中を走り回り、その鬼気迫る様子に森の動物たちはまた怯える、という次第。
そんなある日、獲物を追って、オオカミは別の大きなオオカミの縄張りに入ってしまい、ケンカをふっかけられる。 森の動物たちが見守る中、負けるわけにはいかない戦いが始まるのだが…。
この数ページあとには、大爆笑が待っています。 読み聞かせをしていた私は笑いをこらえるのに必死。
今朝も保育園へ向かう車の中で、この話で盛り上がりました。 私「ぐごげぎゃぎょーだっけ?」 息子「ちがう、ぐ ぎゃ ぎょげ ぎょー」 私「ぐぎょげぎょよー?」 息子「ぐ ぎゃ ぎょげ ぎょー」 娘「ぐふふ。ぐぎょぎょぎょぎょー」
怪しい家族…。 でも楽しい♪
きむらゆういちさんの語りと、田島 征三さんの絵がぴったりとあっていて、コドモと一緒に世界に入り込んでしまいました。
オオカミとシャクトリムシの対決がまた見たいな。
『オオカミのひみつ』
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