活字中毒のワタシの日記

2005年09月16日(金) 松岡圭祐『バグ』★★☆☆☆

バグ
松岡 圭祐
徳間書店 (2001/08)

私と相方で評価がまっぷたつ。

私の方がかなり無知で単純にできているので「あー面白かった!」の私に対し、
「普通は読み終えると面白かったーって思うんだけれど、こんなにあら探しがしたくなる本はなかなかない」と相方。

ゲーム業界の企業間の闘い、ゲームの子どもたちへの影響、企業秘密を売ったと疑われる社員、ゲームソフト、ハード制作会社の内情、私利私欲に走る重役たち、家庭内の問題を抱えた社長、壊れかけた結婚生活に涙する社員、そして日本中で突然起きた子どもたちの連続自殺未遂事件。

と盛りだくさんでおもしろいじゃーん!

と私は業界の内幕を覗き見する気分で楽しく読んだんだけれども(これはプレステ2のことだな、これはたまごっち、これは任天堂?などなど)、プログラマーの端くれの相方には、もうたまらなかったらしい。

相方のつっこみの数々の一部を紹介すると…

パソコンいっぱい置いてある部屋がタバコの煙もうもうなんてことあるのか?
音声認識の方が早いなんてことあるのか?
重役においだされたら創業社長が一文無しなんてことあるのか?
いまどき棚一杯のぶあついパソコンのマニュアルなんかあるのか?
いまどき誰もメールもできない病院があるのか?
30分前についたって国際線に搭乗なんかできんだろ?

などなど「ロクに知らずに書いているに違いない」と酷評。

松岡圭祐さん好きの私としては、ぜひ「マジシャン」あたりを読んでもらって名誉回復したいところ。

私もまぁ、スーツのあちこちがブルブルってあたりを想像するとおかしかったですけど、ラストはそうきたか!とそこそこミステリーの醍醐味を感じさせてもらえました。
未来に期待の持てる結末になったし。成功するといいな、二人の願い。

寡黙なプログラマー、技術開発部長の津久井は私のイメージでは線の細い陰気そうな男性だったんだけど、相方が「ドランクドラゴンのオタクな東大生」というのに一番ウケました。
得意なとこだけ饒舌になってあとはしぃーーーーん、ってところ、確かに似てる!
けどそれだとお笑いになっちゃうよ。

そんなこと言ってたら欲しくなってきた。
ドランクドラゴンカンフー[DVD]
iPod nanoよりも先に買っちゃお!

バグ



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