「わざわざ遠いところまで出てきてもらって、挙句にいろいろととりとめの
無いことばかり、本当にごめんなさい、気にしないで下さいね」

Sさんは翌夜になって、こう言ってわびてきた。
でも、Sさんの心に棘が刺さっているのは間違いないから、
僕がそれを抜いてあげなきゃいけないと思う。

不安な気持ちもあるだろうし、二人にとって、何か確かなものがほしいのかも
しれない。昨日は、そのままのSさんで良いと、ただ、抱きしめるしかなかった。

Sさんの笑顔を見続けることが、僕にとっての支え。
一緒にいるだけで、僕に笑顔を向けてくれるだけでいい。それが支え。
僕はSさんの笑顔を護るために、頑張れるとおもう。

昨日貰ったチョコとペン
ゴディバのチョコとcrossのボールペンだった。