経る時・・・
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日が経ちました。「経る時・・・。」を書き始めて
日目です。
バレンタインデーには、逢った・・・。
帰り際、Sさんが、クルマの後ろに僕を引っ張る。 思い詰めた顔で、言葉を向けてきた。
「自信がないの・・・。」 「?」 「さかいさんのことを支えていけるか自信がない・・・。」 「あまりにも、環境も、趣味も違いすぎて、どうしていいかわからない」
思わず、絶句してしまった。
僕も感じていたこと。共通の話題が少ない。 逢っているときでも、話を見つけるのに苦労する。 でも、お互い好きな気持ちは変わらないから、苦悩する・・・。 間が持てないから、いろいろ余計な話をしてしまう僕もいけないと思うけれど。
でも、僕の気持は変わらないと伝えた。 Sさんじゃなきゃ駄目なんだと。 Sさんを選んだのは、僕で、その判断に迷いはないことと。 Sさんだけをずっと、見続けていることを。
Sさんは、「バカだなぁ、眼がふしあなだよ(:_;)」といって泣いていた。 私は我が侭だから、ともいっていた。
その全部をひっくるめて、Sさんが好き。
今の僕のSさんを思う気持ちに一点の曇りもない。
惚れた弱みで、盲目になっている訳じゃない。
Sさんは、なぜ、そんなに自分に自信を持てないんだろう? 「さかいさんの隣に座るのには、私はふさわしくない」というし。< 逆だと思ってる
自分とつき合うことで、僕に遠回りをさせているのではないか? との問いかけもあった。
僕が自分で選んだ人。自分で、つかみ取った幸せ。
でも、彼女の不安や、考えもわからないでもない。
少しずつ、距離や考え方の違いを埋めていければと思っていることと、 Sさんと二人で、創っていく物もあるはずと気持を伝えた。
Sさんとしては、友達を越えられないのではないかと不安な気持が あるらしい。言葉ではっきり伝えてきた。
どうしたら。お互い揺れているのはわかるが。
でも、ハードルはいくつもあるけれど、僕はあきらめない。
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