経る時・・・

もくじかこみらい

日が経ちました。「経る時・・・。」を書き始めて 日目です。


2002年02月15日(金) 岐路・・・

バレンタインデーには、逢った・・・。

帰り際、Sさんが、クルマの後ろに僕を引っ張る。
思い詰めた顔で、言葉を向けてきた。

「自信がないの・・・。」
「?」
「さかいさんのことを支えていけるか自信がない・・・。」
「あまりにも、環境も、趣味も違いすぎて、どうしていいかわからない」

思わず、絶句してしまった。

僕も感じていたこと。共通の話題が少ない。
逢っているときでも、話を見つけるのに苦労する。
でも、お互い好きな気持ちは変わらないから、苦悩する・・・。
間が持てないから、いろいろ余計な話をしてしまう僕もいけないと思うけれど。

でも、僕の気持は変わらないと伝えた。
Sさんじゃなきゃ駄目なんだと。
Sさんを選んだのは、僕で、その判断に迷いはないことと。
Sさんだけをずっと、見続けていることを。

Sさんは、「バカだなぁ、眼がふしあなだよ(:_;)」といって泣いていた。
私は我が侭だから、ともいっていた。

その全部をひっくるめて、Sさんが好き。

今の僕のSさんを思う気持ちに一点の曇りもない。

惚れた弱みで、盲目になっている訳じゃない。

Sさんは、なぜ、そんなに自分に自信を持てないんだろう?
「さかいさんの隣に座るのには、私はふさわしくない」というし。< 逆だと思ってる

自分とつき合うことで、僕に遠回りをさせているのではないか?
との問いかけもあった。

僕が自分で選んだ人。自分で、つかみ取った幸せ。

でも、彼女の不安や、考えもわからないでもない。

少しずつ、距離や考え方の違いを埋めていければと思っていることと、
Sさんと二人で、創っていく物もあるはずと気持を伝えた。

Sさんとしては、友達を越えられないのではないかと不安な気持が
あるらしい。言葉ではっきり伝えてきた。

どうしたら。お互い揺れているのはわかるが。

でも、ハードルはいくつもあるけれど、僕はあきらめない。


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