初日 最新 目次 MAIL HOME


つれづれ帳オンライン
Luemo
MAIL
HOME

2011年01月16日(日)
断捨離と大車輪って似てる

口に出して言うと似てますよね。
モノを貯めるのではなく、入手→使う→手放す、
という健全なサイクルをつくることは確かに必要かも知れません。

ただ、そこらじゅうであまりに評判過ぎて、覚めた目で見てしまうせいか。
「断捨離」の精神面のおはなしは抽象的で、
感覚的にハマれない部分もあります。宗教かよ、と身構えてしまうのかなあ。
モノとの付き合い方の哲学なのよ、ということなんでしょうけれど。

でも、おおいに参考になる部分もあります。
「良く思われたいわたし」を捨てて、自分なりの軸を選べ、というあたり。
捨てられないモノの実体は、過去の仕事や恋愛や人間関係、
もういない「自分」への執着なのかも知れない。
手放しちゃえば、スッキリしちゃうんじゃないか。
たしかにそう思うし、片付けのモチベーションアップに繋がるかも。

そういえば、年末に書庫の本を少し、捨てました。
気に入っていた本はなるべく古書店に売りたいのですが、
どんな本も、やはり「捨てる」のは抵抗があります。
ただ、自分が古書店側だったら買い取らないだろうな、という本もあるわけです。
汚れた本、折れた本、1巻だけの本。そして、古本屋でだぶつきそうな本。
そういう本はたとえ美品でも、捨てるのがベストの選択なのでしょう。

また、「せっかく世に出たのだから、捨てちゃうのは本が可愛そう!」と
つい思ってしまうのですが、
自分が買わなくたって、店頭に並んでも売れない本は廃棄されちゃってるわけで。
購入・一読した時点で、本はその使命をまっとうしており、
「使い切りました。さよなら」と捨ててもいいんだよな……

もちろん大事にとっておく本もありますが、
それは本に対する思いやりじゃなくて、自分のわがままなんですよね。

けっきょく抽象的な話になっちゃった。
珍しく日記が続きましたが、いつまで続くかな。
またね!