初日 最新 目次 MAIL HOME


つれづれ帳オンライン
Luemo
MAIL
HOME

2011年01月15日(土)
ぼんぼんボーン

学校の授業でリコーダーを吹いたとき、音ごとの運指(指使い)を
習いましたよね。
トロンボーンでは、指やキイで穴を塞ぐのではなく、
バーを前後にスライドさせ、管の長さを変化させることによって
音の高低をつけます。

バーの位置(スライドの度合い)はポジションと呼ばれ、7段階あります。
さらに、息の強さを変えて倍音を出します。
リコーダーは強く吹くと一オクターブ上の音が出ますが、
金管はもっとたくさんの音が出せます。
同じ運指で、シ↓♭、ファ、シ♭、レ↑、ファ↑…という具合に。
トランペットもトロンボーンでも、金管では大体そうだと思います。

で、急に電車の中で思いついたのですが、
トロンボーンのポジション1と3だけで、
変イ長調のアメイジンググレイスが吹けるんだ!と気がつきました。
7段階の位置を覚えなくても、
バーが一番手前の(管がぜんぶ入った)状態…ポジション1と
バーがラッパと同じ位置にある状態…ポジション3、
この2つの位置さえ覚えれば、吹けちゃいます。
楽器を構えてみるチャンスがあったら、
ぜひ試してみてね!
私もこれで練習してみるか。トロンボーン吹くと痩せるかも知れん。

良く考えたら、半音下げてト長調のアメイジンググレイスも、
ポジション2と4で吹けるわけです。
楽譜ではこちらのほうが単純なので、ピアノ等他の楽器と合わせる場合には
ト長調がいいかも知れないですね。