2003年07月07日(月) : ファンタジーと常識

ファンタジー世界というのは、いうまでもなく空想の世界です。
剣と魔法が法である、中世ヨーロッパ的世界が大体標準です。まあ、最近では世界観もたくさんあるでしょう。『華京』あたりは一応、中華風ファンタジーと銘打ってますけど。むしろ架空歴史。
騎士だの魔法使いだのお姫様だの王子様だのが、ごく当たり前に存在するこの世界。
さて、我々の世界の「常識」をどの程度持ち込むべきでしょうか。
ファンタジーなんだから、その登場人物たちが棲んでいる世界は、丸い星の上じゃないかもしれない。世界の果てには、巨大な滝があるのかもしれない。
一日が24時間とも限らないし、一年が365日とも限らない。

その架空の世界の人々は、我々とどれくらい同じ事を知っていて、どれくらい違うことを知っているのか。
いや、というのもですね。
子供をつくる、ということで連想したわけです。
まあ、古来、男と女がやることやって、子供が生まれるっつーことは非常に分かりやすい常識なわけです。
それが、精子と卵子がそれで精巣と卵巣云々、なんていいだすと、ファンタジーじゃねえよなーと思いまして。下品な話ですみません。
前にちらりとこの創作日記にも書きましたが、両性具有と半陰陽について、ちょっと調べてたんですね。
とりあえず、神話的→両性具有、現実→半陰陽(しかし、半陰陽というもの、なかなか奥が深い……。こーいう言い方したら怒られそうですが)、ということで自分なりに理解はしてみたんですけど。んなら、生殖はどうなるんじゃ、とかまたしても下世話な方に思考が流れまして。
趣味、つーか一応、話に関係あるんですってばー。
で、まあ面倒だし(……)、生殖機能は無い方がいいな、ということでじゃあ本人は、どうして自分に生殖機能が無いことを知ってるんだ、って、やっぱりファンタジー世界の住人が、生殖医学的なことを口走ったら変だよなーと。
……しょうもなくてすみません。そもそも、んなややこしいのを出すなよーといわれそうですが。
これはかなり最初っからの決まりごとだったので、今更覆せませんしー。破綻するってほどじゃないけど、自分の中でもうイメージが固まってしまっては、もう打破は困難。

素人がうかつなこと書くもんじゃありませんやね、まったく(我ながら)。
ま、結論はゆっくりだそ。先はまだまだ長い!(サイテー……)









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