|
|
■■■
■■
■ 悪夢
両親や親戚、友人など大人数で海外旅行。楽しく過ごした3日目の夜、わたしはあることに気づいて真っ青になった。出てくるとき、にょらのごはんを入れてくるのを忘れた! 最後に見たにょらのごはんの器には、ほんの少ししかカリカリが入ってなかった。
「わたし、あしたすぐに帰る!」
同行のみんなにそう告げると、飛行機のチケットを確認するため荷物のところへ。そのとき、みんなの荷物をまとめて置いてある中ににょらのキャリーを発見。そうだ、にょらも連れてきてたんだ。待てよ、ということは、ずっとこの中に閉じこめたまま……。ますます青くなりながら、キャリーからにょらを出した。
そこにはふたまわりほど小さくひからび、ぐったりしたにょらの姿が。
「ど、どうしよう……。そうだ、まず水を飲ませなければ」
急いでボウルに水を入れ、にょらの前に置く。するとにょらは体ごとボウルの中へ。しばらくすると、にょらの体は元の大きさにもどってきた。
「よかったぁ」
* * * * * * *
ここで目が覚めた。本を読みながら、ソファでうたたねしていたらしい。足元にはいつものにょらがいた。
2003年07月14日(月)
|
|
|