いいのか?それで

 おあずけというのも、たまにはいいかもしれない。

 2週間前の血液検査のときに朝ごはんをぬいて以来、療法食をおいしそうに食べるようになり、出前の必要もほとんどなくなった。かつおぶし作戦やふりかけ作戦であんなに苦労したのがうそのようだ。ごはんのありがたみがわかったのか、味に慣れたのか、それとも一食ぬいただけでこれがおいしくないごはんだったということを忘れてしまったのか……。にょらはわたしに似て、いやなことはすぐに忘れてしまうお気楽な性格だ。それは十分ありうる。でもそうすると、にょらの味覚というものはどこへいってしまったのか。まあ、もともとそんな高尚なものは持ち合わせていないのかもしれない。

 とりあえずはこれで安心。ある日とつぜん思い出したりしないことを祈るばかりだ。(でもあんまりいい子になられるとネタさがしに苦労するから、適度に笑わせてね。)




2002年05月30日(木)
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