療法食100%

 ふりかけ作戦はなかなか効果があった。ふりかけの量を徐々に減らし、きょうはついに療法食100%にしてみた。慣れてきたのか、普通に食べているようだ。

 にょらは一度に食べる量がとても少ない。ときどきごはんの器を見にいっても、ほとんど減っていないように見える。そこで手に一握りのせ、寝ているにょらのところに持っていくと、ちゃんと食べた。それがくせになってしまったのか、今ではごはんの器ごと持っていくと、「お、そうだ、ごはんごはん」と思い出したように身を乗り出し、嬉しそうに食べるようになってしまった。自分でも食べにいくことはいくけど、持っていったときのほうがたくさん食べる。違うものだと思っているのか……? いかん。出前のくせをつけてしまうと、留守にできないではないか。ちゃんとレストランまでお越しいただかなければ。また新たな課題ができてしまった。

 ところで、一度療法食の種類を変えたときに便秘になってしまい、またもとにもどしたわけだけど、それ以来うんちは順調に出ている。体というのは正直だ。



2002年05月10日(金)
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