| 2004年12月02日(木) |
我睇0左「2046」(第二次) |
銀座の某戯院でリベンジ。 今度は静かに鑑賞出来ました。 先に観た偉仔迷の朋友から、この映画は誰にでも理解 出来るが観る人によって受けとめ方が異なってくる。 (以下ネタばれ有り。ストーリーに触れても大丈夫な 人だけ、マウスをクリックしてどうぞ。)
此処に登場する男女はそれぞれ過去の傷を持っている。 「花様年華」を観たことのある人は梁朝偉演じる周慕雲の 過去の恋愛から逃れたくても逃れられない状況を知り、 「阿飛正傳」を観たことのある人は劉嘉玲演じるミミが 張震演じる恋人に"足のない小鳥"のヨディの面影を追い求めている ことと涙のしょっぱさを知る。(あくまでも主観。)
逆に鞏俐演じる○○(役名は伏せておく。)の過去の悲しみ や傷が何なのかを観客の私は理解するこことは出来ない。 只、彼女の涙に悲しみの深さを想像することは出来る。 この世で各人付き合いがあれど心の中を吐露しない限り 人と人との付き合いはたてまえの付き合いである。 それでうまく均衡を保っていたり、時にもどかしかったり。
最初の出花をくじかれたせいか、涙が溢れて止まらない …という映画ではなかったが王家衛導演の哥哥への追悼 の気持ちは充分に読み取ることが出来た。 梁朝偉は相変わらず眼力がある。 日本でのワイドショーや「無間道」のプレミアではオドオド 君でどこか頼りなさげなのにスクリーンでは色気のある 大人の男の目になるのよね。
子怡嬢演じる白玲はこれまで私が日本語字幕で観た 出演作の中では一番彼女に合っていると思った。 前半の白玲が主導権を握っている(つもり)時の チャイナドレス(彼女も首が長いからチャイナドレス 似合うなあ。)と後半のモノトーンのチャイナドレスが 白玲の気持ちを表現しているなあと思った。
ふぇい演じるジンウェンと周慕雲のどちらも恋愛感情の絡まない (もしかして多少のプラトニックな恋愛感情は絡んでいるのか もしれないけど)師弟としての付き合いは見ていてほっと 出来るシーンだった。アンドロイドふぇいはコケティッシュ!
王家衛の映画はその独特の色合い感が私は結構好き。 いつも対象とする映画を観ながら、心のどこかでデジャヴ を感じてしまう私でした。
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