与太郎文庫
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2011年10月22日(土)  日本チェンバロ協会発足

 

http://d.hatena.ne.jp/adlib/20111022
http://www.hatena.ne.jp/adlib/activities
http://twitter.com/awalibrary
 
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000
http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20111022



 日本チェンバロ協会について
 
 日本において日本人によってチェンバロが演奏され、製作されるよう
になって約70年。 このあたりで専門家を発起人とする「日本チェンバ
ロ協会」の設立を、とのチェンバロ関係者の要望が高まり、2011年10月
22日発足いたしました。
 
第1期-第2期会長に小林道夫氏を選出し、現在、運営委員によって会
を運営しています。
 
 目的は、チェンバロ奏者・製作者・技術者・愛好家の相互協力・情報
交換を通じて、チェンバロとチェンバロ音楽を普及・発展させることと
し、年1回の主催行事と数回の例会を行っています。
 
 現在合計200名の正会員・一般会員が入会し、現在も随時会員を募集
していますので、ご興味ある方は、どうぞお問い合わせ下さい。
 
 
 Ex libris Web Library;小林 道夫 2011-2014
http://japanharpsichordsociety.jimdo.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%AD%E5%8D%94%E4%BC%9A%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/


 第1期会長 小林 道夫 あいさつ
 
 このたび会長をお引き受けすることになりましたが、私は本来、演奏
すること以外に全く能のない人間で、およそ役職にふさわしいとは思え
ません。どうしてもこの会に関わって下さるすべての方々のお力が必要
です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 演奏家には本来、一人だけでしなければならない作業が山のようにあ
りますが、一方で一人だけでは出来ない事もあります。楽器の問題、技
術の問題、演奏習慣の問題などの情報を交換する仲間が居て、ようやく
一人良がりにならないですむのだろうと思います。
 
 又、クラヴィコード、チェンバロ、フォルテピアノは、鍵盤を動作さ
せる作業、つまり指を動かすということの基本ができているかどうかを
弾く人につきつけてきますから、ピアノを弾く人達にとっても大切な体
験である事は、何も私が申し上げるまでもなく、皆様ご承知のことでし
ょう。
 
 この協会の働きは古楽の世界にとどまるだけではないであろうと思い
ますので、まずしっかり足元を固めて、今、出来る事からあせらずに少
しずつ、着実に仕事がして行ければと思っています。
 
 どうぞ会員の皆様のお知恵とお力を拝借出来ますように。
 
 小林 道夫 チェンバロ 19330103 東京 /19731026 カラヤン共演
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%BE%AE%CE%D3+%C6%BB%C9%D7


 協会発足に寄せて
 
…… 私はマグダレーナの音楽帳の中のAria di Giovanninの一節、
"Die Liebe muss bei beiden allzeit verschwiegen sein" を思い出す。
日々満足を提供してくれる楽器、その製作者への感謝と信頼は個人的な
ものだと思う。
 
 発足に寄せて 山田 貢 (発起人)
 山田 貢 チェンバロ 1934‥‥ 東京 /


 協会発足に向けて 有賀 のゆり
 
 心ある方々の真摯な情熱と努力のつみかさねにより「日本チェンバロ
協会」の発足が遂に現実のものとなってきたことに対し、心から敬意と
感謝を表せて頂きます。
 
 私は戦後のアメリカ留学(1949-1954)でバロック音楽に目覚め、修
士論文(H.パーセル)の参考資料として初めてハープシコードの音をL
Pで、更に帰国直前に生演奏を聴きました。帰国5年後にドイツ留学(19
60-1963)の機を与えられ、バッハ研究のためにチェンバロを学び、帰
朝リサイタルを京都及び大阪で開催したのは1964年の10月、半世紀近く
前のことでした。折りしも日本にもバロックブームが波及してきた頃で、
幸いこのチェンバロリサイタルは画期的な演奏会として関西の音楽界に
受けとめられました。その頃東京では1961年ウィーンから帰国された西
川清子氏、そして1962年にザルツブルグから帰国された山田貢氏、ドイ
ツで学ばれた小林道夫氏が活躍中で、ヨーロッパで正式にチェンバロ奏
法を習得したものは私達4人位の感がありました。
 
 約10年を経て鍋島元子氏がオランダから帰国され、確実な計画の下に、
チェンバロを中心とした研究会「古楽研究会ORIGO et PRACTICA」を創
始され、多くの優秀な後継者を育成されまし た。先生が早世されたこ
とは本当に悲しく残念なことでしたが、その教えはいよいよ深く門下の
方々の中に宿り、没後10年を期に、日本におけるチェンバロに関する研
究が始まりました。そして、現在活躍中のチェンバロ奏者と連携しなが
ら「日本チェンバロ協会」の発足に向けての準備も始めたと聞きました。
しかも協会員の範ちゅうをチェンバロ奏者に偏らせず多角的な専門の関
係者を含め、「日本」のタイトルを付して国内のみならず国外にも視野
の拡がりが見られることに慶びを覚えます。
 
 願わくは当協会の行き届いた会則に準じて、広範囲の奥深く楽しい
〈チェンバロ、古楽探求〉の基本をふまえ、各自、各グループの個性を
生かして発展していくことが出来ます様に。常に謙虚さを失わず互いに
学び合い、音楽の真実を求めてその喜びを分かち合うこと。こうして
「日本チェンバロ協会」が歩み出すことによって、地球上の生あるもの
に貴重な貢献ができます様にと夢を馳せております。
 
♀有賀 のゆり チェンバロ 19280829 京都 /同志社女子大学名誉教授
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A1%EA%CD%AD%B2%EC+%A4%CE%A4%E6%A4%EA


 協会発足に寄せて 野村 満男(楽器学)
 
…… 心配性の高齢者発言をするたびに思い出すのは、ドラッガ―の
「責任がない補佐役は有害である」という指摘。でも、このさい『マネ
ジメント』の名言は参考になる。マーフィーの法則に曰く「失敗する可
能性があれば失敗する」という不安はあるが、このたびの結社作りに期
待するところ大なるものがある。
 
 野村 満男 古楽器研究 1934‥‥ 東京 /チェンバロ製作者、音楽学
/東京コレギウム社出版顧問/ジャズ歌手の野村 佳乃子の父
/サロン・オーケストラ アンサンブル・シェーンフェルト主宰。
http://tokyocollegium.blog110.fc2.com/
 
(20140624)
 


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