与太郎文庫
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2003年01月05日(日)  畏友

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030105
 
■2003/01/05 (日) 畏友諸君!
 
 謹んで新春のお慶びを申し上げます
   2003年1月1日(Let'20030101-0103)
 上の絵は昨夏訪れたエトルリア文明の美術品です。倉敷にもこの文明
の美術館がありますね。本年もよろしくお願いいたします。
 610-0331                  河原 満夫/友子
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 倉敷蜷川美術館。日本で唯一の古代ギリシア・ローマ美術専門美術館。
京都の蜷川家が3代にわたって収集したもの。
 美術館側の要請により残念ながらこのページは閉鎖しました。
── www.officenet.co.jp/~yoji/vase/kurash_j.html
「三代にわたる四十余年のコレクション」だというが、蜷川(にながわ)
明&岸子夫妻の生没年月日は不詳。現況については別項にまとめた。
 江戸っ子の京都府知事・蜷川 虎三(18970224-19810227)とは関係が
ないらしい。
 
 畏友・河原満夫君は、同志社国際中高で西洋史を講じているという。
 その風格は《虚々日々》で「余太郎」以下「発禁始末」に詳しく述べ
たので、いずれ《与太郎文庫》でも公開するつもりである。中学高校を
通じての旧友ベストテンであることは当然だが、「悪筆番付」では張出
平幕筆頭などと陰口している。→20010920
 四十余年の疎遠を経て、《虚々日々》を受取った彼は、荘重な返信を
くれたが、これに応えないまま二年以上たってしまった。他の諸君への
弁解同様、書くべきことが多すぎて、すぐに書けなかったのだが、彼は
(悠揚迫らず)ことしも年賀状をくれたのである。
 昨秋、杉井六郎先生からの電話に、こう伝えた。
「先生は、大学教授を引退されても、学者としては現役でおられるから、
私ごとき問題児の訪問はご迷惑でしょうが、やがて河原満夫君が退職の
あかつきには、ぜひもういちど連れだって、お邪魔したいのです」
 
 その他の諸君にも伝えたいのだが、与太郎は忘れたふりをしているの
ではない。すくなくともこの《与太郎日記》では、あちこち旧友あての
メッセージを書きとめているのである。ことしは思いきって、メール・
アドレスをもつ数人だけでも、URLを伝えてみよう。
→ http://www.enpitu.ne.jp/usr8/87518/
 
 
■2003/01/04 (土) 蜷川コレクション
 
 加計美術館がオープン/倉敷・美観地区
>>2002年12月2日 更新 (朝日新聞)
 加計学園グループが倉敷市中央1丁目の美観地区にあった倉敷蜷川美
術館を買い取り、改修した加計美術館の開館記念式典が30日、催され
た。オープンを記念した特別展「ベルギー絵画と学園のアーティスト達」
が22日まで開催される。
 倉敷蜷川美術館は72年にできた民間美術館。京都市の蜷川家が収集
した古代ギリシャ、ローマの美術品を展示していたが、00年3月に閉
館した。倉敷芸術科学大などを運営する加計学園(岡山市)と、吉備国
際大学を運営する高梁学園(高梁市)などが土地・建物を2億7千万円
で購入、整備した。展示スペースは660平方メートル。
 式典には館長の田村鎮男・倉敷芸科大教授や加計孝太郎・加計学園理
事長、石井正弘知事らが出席、看板の除幕やテープカットをした。
 両大学教員の絵画や彫刻、陶芸、染織などの作品を中心に展示。吉備
国際大には文化財修復国際協力学科があり、最新の修復、分析技術を紹
介したコーナーもある。開館記念の特別展では、大原美術館が所蔵する
ベルギーの作家の絵画なども展示している。
 加計理事長は「両学園の講義など教育面でも活用し、地域に開かれた
美術館にしたい」と話した。月曜休館。入館料は一般300円、高校・
大学生200円、中学生以下無料。
 問い合わせは同美術館(086-427-7530)
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■京都ギリシアローマ美術館(抜粋)
 
 京都市左京区下鴨北園町 075-791-3561
 入場料金  中・高校生 500 円
 開館時間  午前10時−午後5時
 休館日   月曜日(祝日の場合は翌日)
 
 古代ギリシアローマに魅せられた蜷川明氏と妻岸子さんが、40有余年
にわたるコレクションを広く一般に公開し、同時に末永く保存するため
自宅を改装して創設しました。
 
 蜷川明・岸子夫妻の40年に渉るコレクションを保存・公開するため、
閑静な住宅街に開館した美術館です。紀元前3000年から紀元200年頃ま
での約3200年の古代ギリシア美術の流れを一望することができます。
 
 蜷川明氏によって設立され、1〜2階に近代ヨーロッパの装飾品、
3〜5階に紀元前300年〜紀元後200年ごろまでの古代ギリシャ・ローマ
の美術品を展示しています
 
 
■2003/01/06 (月) バックアップ&ピックアップ
 
 正月早々、CD-RW 内臓ドライブの認識不良。
 
 東芝PC(ナビ)ダイヤル 0570-00-3100
 22.5秒ごとに10円(一時間1600円)。
 簡単な質問で15分、こみいった問題では一時間を超えることもある。
 さいきんは、ほとんど納得できないまま未解決で終ることが多い。
 数年前のサポーター(正しくはサポート・エンジニアと呼ぶらしい)
は、私生活を通じて研究熱心だったような気がする。あたかも家庭教師
のように、ユーザーと一緒になって問題に取りくむ姿勢があった。
 最近は、女性が進出して(それ自体はいいことなのだろうが)急所を
直撃すると、すぐにキッとなって反論する。「私に責任はありません」
といいたいらしいが、困っているのはユーザーなのだから(もっと親身
になって)他の方法を提案してもらいたいのだ。
 女性の適性は、未経験なトラブルよりも、過去に解決した処理手順を
反復することにある……などといえば、たちまちキッとなって反発する
だろう。「あら、どーして?」とは聞かないので、問答無用なのだ。
「あーら、ごめんなさいネ」という女性など、絶滅してしまった。
 こういう経験のない人は、たとえば田嶋陽子・辻元清美・土井たか子
・田中真紀子・川口順子といった女性を思いうかべてみるがいい。この
人たちが、困っている相手に親身になって答えてくれるとは思えない。
ふだん彼女たちは“利権”から遠いので、しばしば正論を吐く。しかし
いざ、みずからの“既得権”を守るには、あらゆる論理的矛盾をこえて、
平気でトボケることができる。
 かつては、ビギナーの「おろかな質問」が、ユーモラスな人間関係を
演出していたが、いまでは女性サポーターの冷酷無比な「切り口上」が
“業界の常識”になった。
 
 結局、何ひとつ参考になることはなかった。集中修理センターの電話
番号を聞いただけで数百円かかったが、これも正月明けで通じない。
 今回も半年前と同様、ピックアップ・サービス以外に方法がない。
 東芝ホームページを開いて、集中修理センター「修理依頼シート」に
入力して送信、先方からの電話を待つ。明朝にはかかってくるだろう。
さすがに今回はメール送信だが、半年前にはファックス用紙をプリント
して、手書き記入してファックス送信するという、旧態ぶりだった。
 
 
■2003/01/07 (火) ピックアップ
 
 ピックアップ・サービスとは、修理依頼から一両日中に、専用の外箱
をもった宅配マンがあらわれ、パソコン本体だけを受取って、数日後に
部品交換されて戻ってくるシステムである。
 パソコン初期のころまでは、壊れたパソコンを持って販売店にどなり
こむのが、不運なユーザーのあるべき姿であり、あるいは地方在住者は、
「どなりこむことのできる工場が近くに存在することを確かめてから、
製品を選ぶこと」などと、パソコン雑誌に投稿されていたものだ。
 最近の、修理トラブルに関する<2ch投稿>では、「いかに早く、
無残に壊れたか」自慢しあっているものもある。今回のCD−RWなど、
唯一TEACを除いては、すべて不完全製品らしい。そうと知っても、
与太郎のようなノート派には、内臓機器を取替えることができない。
 また、今回のように、データ保存できずにハード・ディスクに残した
まま運搬するのは、あきらかに危険かつ不合理であり、矛盾している。
おまけに修理約定に「データが破損しても、責任はもちません」とある
(入院契約書の「手術で亡くなっても、訴訟しません」とおなじ趣旨)。
 
 パソコンは「カミナリ・停電・落下・運搬」の順に危険とされるが、
ほんとうに恐ろしいのはデータが亡くなる事態である。
 したがって、CD−RW以外の外部保存法、たとえばカード型ハード
ディスクは「はたして万全か、どれくらい普及しているか?」といった
現況について、サポーターに相談したかったのである。
 くりかえすが、数年前のサポーターは赤誠にあふれており、たとえば
「お立場上、答えにくいでしょうが、あなたの個人的見解を聞きたい」
と突っこむと、率直かつ公平な考えを打ちあけてくれたのだ。さらに、
彼自身のパーソナル・システムや、将来の構想まで語ってくれた。
 最後に感動して「ぜひ出世して、パソコンの発展に貢献して下さい」
と受話器を置くこともしばしばあった。そのとおりに出世したであろう
一人、ツルカメさんなど、あえて実名をあげておく。
 当時は、もちろんマイクロソフトのサポーターにも世話になっていて、
数時間、数日にわたってハードディスクのトラブルを解決してくれた人
もいるのだ。これらのエピソードは、やがて開拓史の伝説として、後世
に語りつがれるべきである。
 
 
 
 20020115 Toshiba DynaBook 型名 PAT3/410PME480CME 購入。
      購入直後、ADSL導入のため各種トラブル発生。
      リカバリの際に判明したこと。XPとうたっているが、
      20011003 出荷の Windows 98(!)だった。
      これは業界ぐるみの“雪印商法”ではないか。
      この間、CDドライブ使用せず(その余裕がなかった)。
 20020606 東芝PCサポート 0570-00-3100(担当は、Mr.谷田)
      各社CDを取替テストするも、ディスクを認識しない。
      試行錯誤の結果、内臓ドライブの不良以外に考えられない。
 2002070.(上旬) 集中センターでCDドライブ交換(3日間)。
→20021203 (火) バックアップ(日記参照)この時は、うまくいった。
      この間、月に一度使用したが、昨年末にCDを認識しなく
      なった(前回と同じ症状)。
 20030106 東芝PCサポート 0570-00-3100(担当は、Ms.X)
      内臓ドライブ、前回と同じ症状。誠意ある対応みられず)
      集中修理センター 0120-86-9192 通話中のためメール送信。
【Web修理依頼シート】(抜粋)
      ハードディスク(HDD)修理に伴うデータの初期化
     (すべてのデータ、ソフトウェアが消去されます)
      あらかじめ、データのバックアップをお願いします。
×同意する(事前承諾により、データの初期化を伴う修理の際は、
     「修理納期が短縮」できます。)
○同意しない(HDD内のデータはメーカ保証しておりません。
      故障状況により未修理返却させていただく場合があります)
 ▲(ユーザーからの注意書き)バックアップできない(他に外部保存
していない)ので、決して消去しないで下さい。
 
20030107(火)東芝PCピックアップ・サービス(Ms.村島)より電話。
20030121(火)09:00-12:00 引取り予約
 
 ついでに、キーボード[M]が外れたことを伝えると、本来は盤ごと
取替えるので、数万円かかるところ、今回にかぎり(再度迷惑をかけた
ので)無償交換してくれるという(いちおう、言ってみるもんだなぁ)。
 だが、歴代の3台をくらべると、最初のものが一番よくて、外れても、
すぐにパチンとはめ込むことができたのだ。


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