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■ (日記) 料理が上手くなる方法・・・?
最近息子が料理作りに凝ってるみたいだ。 まぁ調理科の高校に行ったくらいなので料理には以前から興味はあったみたいだけど・・・。 電話がありゃ、「おっ母ぁ、○△の作り方ってどうやるんだっけ?」「手順をもう一回教えてよ」と、中々ご執心の様子。 同じ料理の事で6〜7回掛かってくる事もある。 その度アタシャ運転中の車を止め、アドバイスする事もまま有る訳で・・・・・・。 ちゃんとメモれよ!!(渋)
息子に限らず、たまに、「料理が上手くなる方法を教えてよ」と真剣に聞かれる事が有る。 アタシの料理が上手い下手は別にして、そう聞かれても正直困るのだ・・・。 平たく言えば、場数をこなし、料理作りが好きになれば誰でも料理が上手くなるって事だと思う。
深く言えば、安いものから高いものまであちらこちらで食べ歩き、旨いもんとそうでない食べ物の味の基本を知りセンスを磨き、自分の舌に先ずは覚え込ます事から始めないと・・・・・・。って事になる。
昔「私は味音痴でさ・・・、どうしても寝ぼけたような味の料理しか作れないのよ・・・・・・。毎日毎日旦那に叱られ、挙句の果てにはこんなクソまずいもんばかり食わされるんじゃ家に帰るのが恐怖だよ!!他に女作るぞ!!なんていわれちゃって・・・。どうしたらいいの・・・」と、アタシに慌てて電話して来た友人が居た。 「どらどら・・・」と、2度ほど彼女のご飯をご馳走になったが、本当に酷かった・・・。 あれじゃ、女作られても仕方あるまい・・・・・・。 何を食べても半端に薄く、正に彼女の言うとおり、どれも寝ぼけた味なのだ。
彼女は幼少時、母の手料理を殆ど知らないで育ったらしく、外食などにも滅多に出掛けない家だったようだ。 なので美味しい物自体をそもそも知らなかったみたい。 食事はただ単に空腹を満たすものであり、楽しむものではないと言う感覚の家だったそうだ。 それって美味しい物を知ってしまった人からは物凄く不幸に感じるが、そうでない人に取ってはどうでも良い事な訳で・・・・・・ 反って安上がりで良いのかもしれない。
でも彼女も結婚し、あまりに旦那にまずい、まずい、と言われ続けるのでアタシに悩みを打ち明けたんだそうな。 先ずは彼女のおごりでwwあちこち食べ歩き、旦那の好きだと言う料理7品目(中華丼・カレー・ビーフシチュー・オムライス・煮魚・かに玉・味噌汁)を徹底的に教え込んだ。 アタシが調味料を入れるたび、尽く「えっ!? そんなものまで入れるの?」と聞く彼女。 (んじゃ、一体今まで何入れて作ってたんだ!?)と、聞きたくなるのはこっちな訳で・・・・・・。
後日彼女から電話があり「旦那にもの凄く誉められた」と半泣き声で喜んでいた。 それ以来彼女は料理作りにはまり込み、アタシでも作れないようなプロ並みの凝った料理まで作れるようになった。 今じゃ立場が逆転し、アタシが彼女に料理のアドバイスを受けるくらいだ。
やはり料理作りは嫌々やってればまずい料理になるのは当然の事で、適当な味になる。 料理は楽しんで作らなきゃ・・・・・・。 旨い料理を作ってやるぞ!! と言う意気込みと研究心と挑戦心が先ずは必要だと思う。 後は食べる人の身になって作ることくらいかなぁ。
2007年09月27日(木)
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