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■ (日記) 磯谷利恵さんの母の気持ち・・・
磯谷利恵さんが【闇の就職サイト】なるドス黒いサイトの住人達に惨殺されてからもう一ヶ月が過ぎてしまった。 先月この事件をTVのニュースで知り、そのあまりにも残虐卑劣なむごい事件に、日本はとんでもない国になりつつあるなぁ・・・と、アタシは鈍い胃痛を伴いながら見ていたものだ。
利恵さんがまだ赤ん坊の頃、夫に先立たれ、その時だって利恵さんの母は乳飲み子を抱え、身を引き裂かれんばかりの悲しみや失意や絶望感に明け暮れた事だと思う・・・・・・。 黒木瞳似の大変な美人で、何度も恋愛のチャンスにも恵まれただろうに、その後再婚もせず女手ひとつで育てあげ、お母さんに取って見たら本当に彼女の存在だけが唯一の生きる望であり、励みであっただろうと思うと、人事ながら遣り切れない思いがする。 その一粒種の愛娘が家の直ぐ側まで来ていて、しかも、見ず知らずの輩に無差別で殺されたのだ。
彼女のように一度きりの人生で、こんなにも悲しく惨い思いを何度も経験すると言うのは、アタシはどうしても解せない。 神も仏もあったもんじゃ無い! としか言いようが無い。
今日のニュースで彼女がホームページを製作し、犯人達に極刑を求める陳情書を製作している事を知り、プリントアウトした。
http://www2.odn.ne.jp/rie_isogai/
いくら署名が集まっても極刑は難しいと思う。 どんなに凶悪な犯人にも弁護士は付く。 又、そんな闇のサイトに身を投じなければならなくなった犯人達にもそうなった要因があるのだろうし、親も身内も居る。 色々な事を考えると、とても複雑な心境になる・・・・・・。
それでもやはり犯人達はいい大人だ。 人を危めればそれ相当の償いを強いられる事も覚悟の上の犯行だろう。 なぜ人間って、あんなに酷い事が出来るまでの鬼畜になってしまうのだろうか・・・・・・。 何がそうさせてしまうのだろうか・・・・・・。 そこまで人生を貶める前に、違う道も有る事に気付けば良いのになぁ・・・・・・。 被害者も加害者も産まれた時は同じ無垢だった人間だと言う事が虚しい・・・・・・。
それでもアタシは署名と捺印をさせてもらいお母さんに送る事にした。 こういう事件を多発させないためにもそれは必要だと感じたから。
2007年09月25日(火)
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