マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 暇だなぁ・・・・・・・・・・


本当はお客ホッタラカシで日記書いてちゃいけないよなぁ・・・・・・。
お客の隣で飲んだくれててもいけないよなぁ・・・・・・。
そう思いつつも退屈だしやる事もないので・・・。

月曜は大抵いつも暇だ。
今、一組の最近定着しつつある常連客が男同士で熱く語り合っている。
まぁ、私が介入するよな話題じゃないし・・・、訳わかんない話だし、たまに一言二言混ざりながらもお邪魔虫になる気はないので、了解を得、日記を書き始めたわけだ・・・・・・。

書きたい事が山ほど貯まり、毎日暇を見つけては書き始めるのだが、途中でたいていお客さんが来てくれ中断する。
その後店が盛り上がり、店が終わるのが最近ずっと3時近かったりした。
毎日のように酒も飲むので代行で帰るのだが、代行は3時を過ぎると高くなっちゃうのだ。
なので続きを書く気力も時間もなくなり、日記が途絶えてしまうわけだ・・・。

サテサテ・・・話は変わるが、土曜日の8時半ごろ、一人の見知らぬ男性客が入ってきた。
その他はボックス席に女性客が二人だけ・・・。

その男性は静岡方面からのお客さんで、プラリと目的も決めず一人旅の途中で長野方面にたどり着き、本当は長野市に行くつもりだったらしいが、不意に松本で高速を降り、旅の目的地を急遽松本にしたのだそうだ。
駅周辺にホテルを取り、ホテル近くの2件ほどの店で夜食と多少の酒を飲み、歩きで何故かこんな場所まで来、目立たぬしかもすこぶる怪しげなアタシの店にフラリと入って来たのだそうだ・・・。

年の頃は一見アタシと同年代。
多少警戒気味の彼にリラックスさせるべく、アタシはジョーク交じりに挨拶を交わし、店のシステムを話し、彼はビールを注文した。
少し飲み始めたところで「ここいらで良い温泉のお勧めはないですか?」と言われ、白糸の湯の紹介を始めたらボックスの女性客が丁度パンフレットを持っていて、彼に渡してくれた。
そして女性客は帰って行く。
その女性客達にアタシが「今度は私の歌も聞きに来てね〜」と挨拶をしていたのを男性客が聞いていたらしく「もし良かったら歌ってくださいませんか?」と言う。
アタシはテレながら「でも・・・最近の歌はあまり知らないですよ。シャンソンとかジャズとか古いポップスなら歌えますが・・・」と言うとナ、ナ、ナ、、何と!!彼が「金子由香里の歌は歌えますか?」と言うではないか!!!
何を隠そうアタシャ金子由香里の歌が18番中の18番である。

彼女のレパートリーの中から「時は過ぎてゆく」を歌った。
そしたら彼に「鳥肌が立った」と誉められた。(?)
それから徐々に色々な話をしだし、だんだん打ち解けていき、彼が傷心旅行だと言う事を知った。

・・・と、ここまで書いたがもう代行が来る時間に近いし、明日早いので続きは明日書くことにする。


2007年02月27日(火)

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