マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) ガッタ坊主(悪戯坊主)も良いオヤジに・・・


昨日息子の(T)が来た。最近ホームシックなのか、母恋しさなのか、やたらと口実を作っては松本にやってくる。
息子は今、或る事があり傷心中である。

昨日は雨降りで久々に店は静かだった。息子のことを知ってる常連が少し来ただけだ。そこで息子を活気付ける為、息子の中学時代の親友も息子に内緒でこっそり店に呼んでやった。

その子(Y)と息子は小学校の頃から仲が良く、又、すこぶる悪友である。
二人でつるんでは悪戯ばかりをし、アタシャしょっちゅう学校に呼び出されては(Y)の母親と一緒に謝罪に行かされた。

その悪戯の一部を挙げれば・・・、どこかの団地の消火器を無断で持ち出し、公園にバラ蒔いてしまったり、女の子の上履きをどこかの家の屋根にほうり投げたり「(Y)のお父さんに誘われて・・・」「(T)のお父さんに誘われて・・・」と互いの親に嘘を付き、キャンプに連れてってもらう事になったからと食材やテントを用意させ、な、な、なんと二人だけでススキ河の橋の下にテントを張り、バーベキューをし、プチ家出のような真似をしたり・・・と、まぁ、今から思えば可愛いもんだが、その日の前日は台風で、川の水がかなり増水していた訳で・・・、チョット間違えば事件沙汰だった。(冷汗)

そんながった坊主だった二人は、それぞれがもう25歳になり、たまには連絡を取り合ってはいるものの、大人になってからはずっと離れ離れだった。
増してや(Y)はもう結婚しており、5歳の子供の父親である。

昔話に華を咲かせ、カラオケを歌いまくってる息子達を見ていて、不覚にも涙が浮かんだ。
懐かしく愛しく微笑ましく、とても複雑な思いだった・・・。

息子は現在、私が始めて息子の父親(元亭主)と知り合った時の彼の年齢と同じ年である。
当時私はまだ20歳そこそこだったんだなぁ・・・・・・。

歳月の流れの中で苦労し、息子を心配し、息子と取っ組み合いの喧嘩もし、色々な想い出がたくさんある。
それがスライドのように心に呼び起こされ、なんだか嬉しいような寂しいようなわけが解らない気持ちになり、昨日は私も酔っ払ってしまった・・・・・・。


2007年02月15日(木)

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