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■ (日記) 愛しく過ごそう・・・・・・
急にパッタリと来なくなった女性客が居る。 彼女は私よりもずっと若いのだが、私が浅間温泉のスナックでパートをしていた時に私を気に入ってくれ、それから通いつめてくれていた客で、この店を経営する前の駅前のスナックでのバイトを紹介してくれたのも彼女である。 彼女は週1、私は毎日同じ店に勤めたのだが、私は経営者に失望し、一足先に辞めたのだ。 以前からの日記の読者はその経過を知っていてくれている事だろう。
今は彼女もそのスナックを辞めチョクチョクこの店に飲みに来ていたのだが、2ヶ月前を最後に急に来なくなった。 メールを出しても返事もなく、私は彼女との間に何のトラブルも思い当たらず、ずっと気になっていたのだ。 先週末、ふと思い、再度メールを出したら、ようやく彼女から返事が来た。
何と彼女は脳出血で左半身を麻痺してしまったのだと言う。 倒れたのは丁度来なくなった頃だそうだ・・・・・・。 今は鹿教湯のリハビリセンターに入院し、リハビリを受けているらしい。 その日は偶々初めての外泊許可が下り、自宅に戻っていたのだそうだ。 その日にメールを出さなければきっと又暫くの間は連絡は取れなかっただろう・・・。
「早く身体を動かせるようになって、又、マキママの店に飲みに行きたいよ〜〜ぅ。だから頑張るから暫くの間待っててね♪」 時間を掛けて一生懸命レスをくれる彼女のひたむきさと、文面の明るさに思わず涙ぐんだ・・・。
「何も知らなくてごめんね。何か辛い時が有ったら何時でもメールしてね。一緒に泣いてあげるからね〜」そうメールを返し、私はため息を吐いた。
人間、何時何が起こるか本当に解らない。 彼女はママさんバレーをやっていたほどの健康体だった。 お酒も好きで良く飲み良く食べ、とても明るい子だ。
つい最近癌の告知をされた友人にしても、今回の彼女にしても、ついこの前まで元気にしていたのに・・・。とてもショックだ。
私は辛い事が多い結構しんどい人生を歩んできた。 時にはいよいよ死ななければならないのだろうか? と思う事は何度も有った。死にたいのではなく、死ぬより他に何があると言うのだろう・・・と言う絶望だ。 でも私には死ぬ勇気もなければ、自殺に対しては強い罪悪感を感じている。 なので不慮の事故などで亡くなった友人や、病気で亡くなった知人などの事を聞くと【私だったら良かったのに・・・】等と思うことも沢山有った。 【何故私を選ばないのだろう・・・・・・】
私よりも数段価値があり、私よりも数段真剣に生き、私よりも数段必要とされている人間に神様は時にむごい意地悪をする。
でも、私も癌になったり、命を落としかけた経験は有るのに、こうしてまだまだ元気に生き長されていると言う事は、まだやり足りない事が沢山あるからなのだろう。 きっと神様のOKが出ない事には、おいそれと病に伏したり、あの世には行かせて貰えない仕組みなのだろう。
こんな私に出来る事。神がやり足りないと言っている事、それはやはり書いた物で人を元気付ける事なのだろう・・・。それ以外浮かばない。と言うかそれ以外に私の出来る事なんか何もないのだ。 なので私を選んでくれないなら、一生懸命日々を大切に愛しく過ごし、感性を磨き、全ての出来事に意味深く生き、書きまくるしか無いのかも知れない。
今、公募用の、私の起死回生の意気込みを賭けたエッセイは順調に書き進んでいる。 今日までに140ページほど書き上げた。 生まれた頃からの事を書き連ね、今日は癌になった頃辺りの所まで書けているので来月の中旬辺りにはきっと書き終えられそうだ。 後は編集と添削をし完成させたい。
もしも懸賞が貰えずに、ボツになっても、やはりこれは本にしたい。 私の生き様の全てが書かれた本だ。 私が生きた証として残すにふさわしい本だと思っている。
思わぬ病に倒れた友人にも読んで欲しいし、私の日記の読者にも読んで欲しいし、私を知ってる人全てに、読んで欲しい。 一冊の本として私を残したいのだ。
きっとコレを読んだ人は元気になってくれる。優しい気持ちになってくれる。そんな願いで書いている。
頑張るからね。
2005年11月18日(金)
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