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■ (日記) 哀
辛過ぎる事があった。 私が啓愛する女性が悪性の癌になった。しかも両方の肺だと言う。
彼女は私の友人でもあり、私が昔、習い事をしていた時の先生でもある。 公私ともども大変お世話になった恩人だ。 と言うよりも、何しろ私は彼女の事が友人としても、女性としても、先生としても、人間として、大大大〜好きなのだ。 私が出会った数少ない神様のような人間の一人に、彼女が入る。
つい数ヶ月前、スーパーの駐車場で10年ぶりくらいにバッタリと行き会い、店を復活した事を告げると、彼女は自分の事のように、とても喜んでくれ、先々月辺りだろうか・・・、ご主人と一緒に来てくれたばかりだ。
彼女から電話があったのは4日前。 でも運転中で出られなかった。もしかしたら予約の電話かもしれない。 そう思い、その後こちらから電話した時、彼女は今打ち合わせ中なので後でマキちゃんに電話してもいいかしら? と言った。 しかし、それ以降、その日は彼女からの電話は来なかった。
私はその時の彼女の声に、何ともいえない寂しい翳りを感じ、気になって気になって仕方なかった。 ご主人と喧嘩でもしたのかな? それとも何か別の事だろうか・・・・・・。 その日は店も忙しく、電話も出来ずに一日が過ぎた。
翌日から私の携帯が料金不足で止まり、3日を経て一昨日復活した。 でも一昨日も忙しくて電話は出来なかった。 彼女からの着暦はあれから全くない。
益々気になり、今日思い切って電話をしてみた。 そうしたら(お客様のご希望により、通話が出来なくなっています。)と言うメッセージ・・・・・・。 仕方なく自宅に掛けたらご主人が出てしまった。
もしも彼女の用件が、夫婦喧嘩などだったら・・・と思い、私は咄嗟に、ご主人に(もうそろそろ二人で出かけてくれてもいい頃かな? なんて思って電話してみました〜♪)と極力明るい声でごまかした。 そしてご主人に聞いた事は彼女の癌の告白だった・・・・・・。
「きっと妻はマキちゃんに聞いて欲しかったんだと思う」ご主人はそう言って声を落とした。
彼女のご主人は心療内科の先生だ。 その先生がボロボロなのだ・・・・・・。 そんなボロボロの患者の面倒を見るはずの先生がボロボロだ・・・・・・。 そして当の彼女は、もっともっとボロボロなのだ・・・・・・。 そのボロボロに苦しんで嘆いている姿を見てるのが辛いとご主人は泣いていた。
そして聞いた私もボロボロだ・・・・・・。
こんな時、どう声を掛けていいか解んない・・・・・・。 こんな時、賢く偉い人はどうするのだろう・・・・・・。 こんな時、気の利いた言葉を言えない私は大バカだ! 何をどうしてあげればいいんだろう・・・・・・。
私に何かの不思議な力があったら魔法を掛けたい。 どうか私にそんな力をください!!
「先生、気を確かに持ってね・・・。辛くなったりしたら何時でも此処に来てね。浴びるほど一緒に飲んで一緒に泣こう・・・・・・」 そんな事しか言えなかった・・・。
彼女に奇跡が起き、何事もなかった2ヶ月前に時が逆戻りする事を祈る事しか出来ない。
余りにも彼女は聖女のような人なのだ。 そんな人がそんな病気に倒れてはいけないのに!!
2005年08月27日(土)
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