マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 曽野綾子【良い人を止めると楽になる】への共感


昨日の午後、一気にこの本を読み終えてしまった。
やはり、アタシの予感どおり、この本は私の考えと共通する点がとても多かった。
しかしこういう類の本は初めてなのだが、今まで彼女が書いたと思われるエッセイや小説などから、本のテーマに沿い、主要部分を抜粋し、連ねた形式のものだった。
【ハテ? こういう本を何て呼ぶのだろうか?】←無知。

でもでも、ともかく 【天晴れ! 曽野綾子様♪】 だった。

【へぇ〜♪ 曽野綾子ってこういう考え方をする人なんだなぁ・・・】と改めて感心させられ、大好きになった。

アタシは決して良い人なんかではないのだけれど【良い人を続けるのに飽きるか疲れてしまった方に読んでいただければ、こんなに嬉しい事は無い】と言う前書きの部分を読み、面白そうなので借りて来たのだが、借りて本当に良かったと思う。もう一回読み返したいくらいだ。

ついつい私のクセで重要箇所のページの角を折り曲げるのだが、クリップを探したが無い。図書館の本なので、折り目がつくほどは折れない・・・・・・。まさかシールを貼り付けるのはもっといけないので、やはり一応、筋がつかない程度に折らせてもらい、パソコンに落とし、後はアイロンを掛けておいた。(笑)

元々母の影響で本は好きで読んでいた。・・・が、この類の本に興味を持ち始めたのはツイツイ最近の事だ。
【からくり箱】に元常連から連れられて来、その後常連になってくれた【M】ちゃんという女性客に初めて会った日、私が何気なく発した『私が大好きで楽しんでやれる仕事って、コレしかないんですよ♪』と言う言葉に彼女が大きく反応し、「ママに是非読ませたい本があるの」と、本田健の【きっと良くなる】と言う本を皮切りに、色々な本を貸してくれたのがきっかけだった。
それからアタシの本狂いが始まった。そして考え方も人生もガラリと良い方向に変わりつつあるのだ。

こうして何気なく手に取る本や、人に薦められて読む本が、アタシの心に浸透し、アタシに方向性を見出し、生活を楽しくさせ、どんどんどんどん良い物に出遭わせて居る・・・。そんな素敵なシンクロニシティに驚きながら、若い頃はてんで縁も無かった図書館通いを、こんなにも夢中になってさせていると言うのも、又、実に奇妙な話だ。

この先どのような本達に出合えるか解らないが、エッセイストを目指し、もしもこの先、私の人生に何かの大きな変化が現れるとしたなら、やはりそのきっかけになったのは、皆がプレゼントしてくれた【マキュキュのからくり箱】なのだ。
あの店が、未知との遭遇との大きな大きな出会いの扉だった事は明らかだと思う。きっとあの店を手にした瞬間から、何かが少しずつ動き始めたような予感がしてる。後は自分の努力と運だ。そして宇宙の神様のご機嫌しだいだ。

曽野綾子の本を読んで、私が最も深く共感した部分を少しだけ此処に載せたい。
今辛い思いをしているであろう友人の目に止まれば嬉しいと思う。

たぶん私たちが本当に困った時に、助けてくれるのは、決して経済的に余裕の有る人でもなく、権力者でもないのです。それは、苦しみと悲しみを知っている人、なのです。そう思って私たちは友情を見直すと、又新鮮な感動を覚えるのではないかと思います。「聖書の中の友情論より」

日本人の多くは、本当に人を憎んだ事が無い。これほど自分の人間愛を立証する事の好きな人たちは事実そうなのだろう。しかしほんとうに憎んだ事のある人でなければ、ほんとうの愛の立地点も又見出し得ない、とこの頃思うようになった。憎しみも薄く、愛も薄いなどという生き方を、私はどう評価していいか解らないのである。 「悪と不純の美しさより」

私は幸運な事に、親から、人間は正しく理解される事はほとんど無い、と教わった。私自身、私よりももっと幸福な人が居るだろうけど、もっと不幸な人もいるだろうと、当たり前のことを考えていた。もっと不幸な人と比べると私の幸福は感謝しなければならないし、もっと幸福な人と比べると、私のほうが人生を知っている、と思うことにした。それで私は小説家になったのである。不幸は私にとって、小説家になるための必要最低限の資格であった。

などなど、もっと沢山の箇所に心を惹かれたのだが、書ききれないや・・・。
本当に素晴らしい本だった。





2005年08月25日(木)

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