マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 大きな意味を持った日曜日


昨日はとても大きな意味を持った日曜日になった。
横浜から我が敬愛する【H】と、【H】のマネージメント的存在のマスターが来てくれ、松本に居る【H】の仲間たち10人ほどで、私の仕事先の【C】に飲みに来てくれたのだ。
【H】は、以前の日記にも何度か書いたけど、シャンソンの歌い手でもあり、役者の仕事をしていた事もあり、セラピストでもあり、凄くバイタリティーに溢れ、不思議なカリスマ性にも溢れた、大きな大きな心の持ち主である。
なんせ、彼女の飲みっぷり、豪快さ、度量の大きさ、歌の上手さ等、どれを取っても、並が外れている。
彼女は月に一度の割合で、セラピストの仕事のために松本にやってくる。
彼女との出会いに付いて興味の有る方はこの日の日記を読んでください。

当時の私は以前の年間絵巻に書いたとおり、仕事面でも、生活面でもとても辛い時期だった。
心身ともにボロボロで、もう何の望みもなかった。
死ぬ勇気が無いがために、大きな絶望感や失望感を抱えながらも、ただただ働く場所を探し、抜け殻のような気持ちで生きていたと言う、そんな時期だった。
そんな時期に彼女と出会い、意気投合し、お互いの歌に惹かれ合い、「アナタには他の人には負けない、とても素晴らしい何かがあるのだから・・・」と、ずっと励まし続けてくれて来た。
来るたびに呼んでくれ、合流したり、私が手伝っていた店にもその都度仲間を引き連れ来てくれた。
でも、毎回彼女の奢りで仲間に入るのは正直言って惨めで申し訳なくて嫌だった。
何の恩返しも出来ぬ自分が情けなかった。
ちゃんとした彼女の客である、彼女の仲間達にも遠慮があった。
徐々に遠慮心から連絡を途絶えるようになり、彼女に物凄く叱られた事がある。

「人に甘える時期は、素直に甘えれば良いじゃない。括弧付けてる場合じゃないでしょうが・・・。もっとホンネで飛び込んで来い。私はアナタに見返りなんか何も望んでいない。アナタが返せるようになった時、返したいと思ったら返せば良いだけの事じゃない。ナゼもっと弱味をぶつけて来ない・・・。ナゼもっと相談してこない。一人で何でもかんでもしようとしたって無理がある。まだまだアナタはホンネで私たちにぶつかっていない。あなたが幸せになって、ちゃんと前向きに生きている姿勢を見せてくれる事が、今は一番の恩返ではないのか・・・・・・」
彼女はそう言って私を初めて強く叱った。
昨日もマスターから同じような事を言われた。

アカの他人である私に、それほどの事を言ってくれる人間が居る事自体が、信じられない気持ちだった。
そんな事を言ってくれる人と出会えるという事は、本当に私はラッキーな人間で、ありがたいことなのだと、心底思う。
もっと、丸裸に心を曝け出し、電話や手紙を入れるべきだったと、心から反省した。それをしても受け入れてくれる人なのだと言う事も、今回でよく解った。
電話代や手紙の切手代もケチらなければならない現実の情けなさに、ついつい人から遠ざかってしまう自分が居るのだ・・・・・・。
本来、エエカッコシイでいながら弱気で、人への甘え方や人とのコミニュケーションの計り方が苦手な私は、自分では心を曝け出しているツモリでも、その真意が伝わっては居ない事が多いのかも知れない・・・。

今考えてみると、私ががむしゃらに文章を書き、カウント数や投票数を徐々に上げられて来れたのは、彼女達のように本気で私の幸せを願ってくれる人たちへの私なりの【何とか書く事で自信を持ちたい】と真剣に願った結果かもしれないと思う。
少しずつだけど、伸びてきた事だけは事実であり、書く事に関してだけは、大好きで頑張れるという自信が付いたのも事実だ。
物を書くという自分に無理の無い夢を見出し、書く事を楽しみながら没頭する。そして何れ、何かの大きな結果を出したい。
その夢に向かい、邁進し、成功させる事が、今の私に出来るたった一つの希望であり、様々な人への恩返しになるのかも知れない。
その夢が叶ったら、一人一人にゆっくり返して行けば良いのだ・・・・・・。
焦りすぎてはいけないのだ。

もっと自信を持って生きろ! と、良く人に言われる事がある。
でも、私は自分の嫌いな所が多いので、どうしても自身が持ちきれない。
自分で自分を諦めてしまうところが多い。

昨夜も【H】は、変に店の先輩達に遠慮して気を使っている私を見てるのが、嫌だと言っていた。
アナタの本来の力が発揮できるのはこんな場所では無いという・・・・・・。
ナゼニもっと自信を持って堂々と事に挑まないのかと・・・・・・。
しかし、数10年選手たちばかりの店で、いくら経営経験が長いにしろ、パット出の私が仕切るわけには行かないし、その店のカラーと言うものが在る。
今はまだ様子見の時期である。そうそうデシャバルわけには行かないのだ。

アナタの城であるアナタカラーの、アナタだけの店を持たせてあげる事が私の夢なのよ・・・。と昨夜彼女は言ってくれた。
何と言う嬉しい言葉だろうか・・・・・・。身に余る光栄だ・・・・・・。
そんな彼女の言葉に答えられるような人間になれるため、少しでも希望に向かって、前向きに、頑張って生きていきたい。


2004年08月09日(月)

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