
min's Rambling words
みん
MAIL
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| 2004年04月21日(水) ■ |
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| 桜の樹皮。搾取する血液の色 |
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やー、見て見て。更新したよおかーさん。 もう更新なんてないかと思ってた!(早 いや、別館のほうですが。いいか。誰も期待してないか本館は。 ほら宣言したし(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
でも絵じゃない。日記絵もそのうちまとめて置くつもりです。 ていうか初めてギャラリに使い回しではないものが!わーい! いつまでもおふるばっかりじゃみじめだもんネ!(末っ子!
タイトルが決まらずぎりぎりまで「桜の森の満開の下」と書かれていたことは内緒の方向で。あ。
いやしかしこのタイトル素晴らしか。何が素晴らしかってこの字面がですよ。 この字が並んでるだけで美しいと思いませんか。 しかも口に上らせてみるとその音がまた美しいんですよ。たまんないねもう。 それがなんであたしはあんなタイトルになってしまったのか。 べたー。しかも悩んだ、ちょーなやんだ。 回路が焼き切れてああいう結果らしい。
季節外れ。先日プラ様を夜長姫にする計画(なものはねぇ)を書きましたが あれは夜長姫と耳男のほうで、原作は私よんだことがないのだ。 マナコが盗賊だったんだわね。耳男はふつーに彫刻屋だったね。 とちゅうで実はふたりにあそこの台詞をそらんじていただこうかと思ったのだがやめた。 Jさんが途中まで言うのよ。女のもんくも。 そしたら途中からプラ様が割り込むの。 それでも約束があるからね。から始めて、けれども約束があるのだよ。までJさんが言うのさ。 それでプラ様がそれはマア珍しいことがあるものだねえ、から女のことばを受けるのだよ。 そんで一人じゃなくちゃだめなんだ、まで掛け合いすんの。(ドリー夢!
なんでわざわざ途中までJ一人かというとかれが「お前がかえ。この山奥に約束しただれがいるのさ」なんていうのは私的に激しくツボだからであります!あー。すてき。あの問い詰め方いろっぽすぎるのだものー。 桜が咲くから何故さ、とかふふんって笑いながら言うのよー。ああいう高貴でない女の婀娜っぽい言い回しが彼には似合うと思います。(それはどうか でも男の台詞をプラ様が言ってしまうとちっとも惑ってくださらないのでプラ様が女なのです。 でもこれだけときめきながら結局やらなかったけどね。はは。
ところで某所で「桜に攫われる」つうとアレなお話の代名詞になっていますが元ネタはなんなのか。木の下の死体もたいがいベタだと思うけどさ。梶井さんの原作を読んだけれども、使い古されるというのはかなしい。なんつうかすてきでしたけどね。あれが要約されて「桜の花弁があかいのは桜の木の下に死体が埋まっていてその血を吸い上げているから」というところだけ耽美に抜き出されてしまった。しかも実際吸い上げてんのは血じゃねえし。安吾のも梶井のも、なんつうか泥臭くてそれがいいと思うのだが。 桜色の染料を作るのは、確か花咲く前の樹皮をはいでそれを煮詰めるという、それ聞いたときは花を色づかせるための血液をひとが奪うということかなあなどと思いもしたが。べつに人の血でなくとも良いのよ。
上記のシチュエーションがアレなのは、ひとえにその言葉単品に踊らされているからかと思われる。梶井さんのモトを読んでそのいいように同調してそれを使うとか、あるいは何も知らずただ桜を見てそのようなことを思ってそれを表すのではなく、そこから派生したひとつのシチュエーションや聞いたことのある文句をかっこいーから使ってみる、という。そのシチュエーションを生かすことはできるのだが、生かせないとアレになるわけで。それでもいいもんはいいのだが。結局読み手の好みだ。わたしもたまに好き。
ということを思ったのは先日うまれてはじめて桜吹雪に目を奪われたためでした(笑) あとで思い返せば花弁の中にはひとりの人影もなく、そのことが桜はひとに作用するということを思わせたのだと思うし、さっき読み返してみると果たして安吾さん「桜の花の下から人間を取り去ると恐ろしいことになります」と仰っておられる。目を奪われて咄嗟に「こりゃ気も狂う」と思ったり。そしてあのひとは自分が狂うと思ったからあれを書いたのだろうな。けして桜で狂うというお膳立てのもとであれを書いたのではないのだろうな。そうでなければ、彼女はあんなに美しくない。
さて、私の書いたものはどうか。ゆってる奴ができるとはかぎんね。どんな世界も客は勝手なもんだ。それを自覚していればいい。自覚しよう。私はいつだって勝手なのだもの。
ジェイドさんが大好きです。 なんで彼が好きかって、そりゃあルックスとか性格とかあるんだろうけれども。 偏に彼の語彙の豊富さだと思うね。 いや、本編で別に語彙の豊富さを見せ付けてはくれないんだけれど(毒) そういう人なのだと思う。頭のいい人。頭がいいひと好きだ。 ことばを正しく操れる人。平易な言葉もきれいにならべて見せてくれる人。 ただちょっと大事な言葉を口にしなさ過ぎるけれど。
それであまえっこだ。言葉じゃないがな、っていう台詞は、突き放しているようでひどい甘えただと思う。 かわいい人だと思う。 このひとの言葉をできるだけきれいにしていたい。このひとの言葉が間違いなくこの人のものである様に書きたい。
ことばがすきなのだもの。
かなしいな…。
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