みちる草紙

2005年11月29日(火) ポールに一票

【ロンドン28日】

元ビートルズの英ポップ歌手ポール・マッカートニーさんが
28日に放映される英BBCテレビのインタビュー番組で、
中国で虐殺される犬や猫の秘密ビデオを見たことから、
同国で公演を決して行わないと言明した。

このビデオは動物保護団体「動物を倫理的に扱う人々」(PETA)の
ドイツ支部が作成したもので、
中国南部の路上の市場で、2階建てバスからかごに入れられた犬が
コンクリートの上に投げつけられるシーンを映している。
別のシーンでは、猫が熱湯の桶に入れられる前に
袋の中でもがく場面が映し出されている。

ビデオでは、動物が死ぬまで笑いながら殴る労働者も描かれている。
これらの動物の一部は所有者から盗まれた上、
輸出向けの衣類に用いるために皮をはぎ取られるという。

マッカートニーさんは
「これは野蛮だ。中世の暗黒時代から抜け出たようだ。
彼らは楽しんでいるようで、病気だ」 と語った。
その上で
「わたしは演奏するためにそこに行くことを夢にも思わない。
これはアパルトヘイト(人種隔離政策)を支持していた(南アフリカ共和国という)国に
行かないのと同じだ。吐き気がする」 と憤慨した様子。

マッカートニーさんの妻へザーさんと、娘でデザイナーのステラさんは
ともにPETAで積極的に活動している。

(時事通信) - 11月28日21時37分更新



以前、アタシもこの日記に書いたことがあった。
そして、それからひと月もしないうちに、最愛のうさぎを亡くした。
動物虐殺のビデオを垣間見、飼いうさぎにひとしおの哀れを感じていた時だった。

ベジタリアンではない。動物たちの犠牲に真っ向から反対する訳ではない。
ただ、同じ殺すにしても、人間ならばせめてその「作法」というものを
もう少し弁えても良いのではないか?と考えるのである。


 < 過去  INDEX  未来 >


[“Transient Portrait” HOME]

↑みちる草紙に1票
My追加