しそ摘み日記
akajiso



 傷つきやすい子供たち

長男の様子がここのところずっと変だった。
こそこそと隠れて、
いつもそわそわしていた。

 (ヤツももうすぐ12歳だし、
自慰行為でも始めたかな?
ちょっとイヤだなあ・・・)

 などと思っていたら、
長男はおどおどと私に告白してきた。

 2、3日前から
オチンチンに湿疹ができて、
かきむしっていたら
余計にどんどん痒くなってきて、
もう、居ても立ってもいられないほどで、
ここ数日痒さで眠れなかった、と言う。

 何だよ、早く言えよー(^_^;)

 私はちょっとホッとして、
濡れタオルを作って
「これでまず拭いて」
と言い、
アトピーの塗り薬を渡し、
「これ塗ってごらん」
と言い、
かゆみ止めの飲み薬を飲ませた。

 さすがに結構ご立派になられた
息子の「ムスコ」に触ることは差し控えておいた。
 必要以上に念入りに塗り塗りして、
その様子を幼い弟たちが
学校で先生なんかに報告したら、
このご時世だ、
「出たな、性的虐待!」
とか言われてしまうそうだし!

結局アイスノンを股に挟んで眠ったが、
ちょっとホッとする母であった。

 次男は次男で
新しくできた友達の家に
さっそく招待されたとかで、
貯金箱の中から400円も出して
お菓子を買い、
待ち合わせの場所で待っていたが、
一時間も待ちぼうけして帰ってきた。

 すっぽかされたようだ。

 がっくりと肩を落として帰ってきて、
口も利かなくなってしまった次男に、
「今度遊ぶときは時間と場所をしっかり確認しようね」
と言ってなぐさめだが、
まだぐったりしている。

 ちょっと可哀想になり、
四男に得意のダンスを披露してもらい、
みんなで大笑いしてみる。
 少し元気になってきたので、
その後、子供たちを連れて
散歩をしてみた。

 私自身も気分転換になって良かったし、
長男も次男も、
「お母さんと一緒にどこか行くと楽しい」
とまだ言ってくれるので嬉しい。

 それにしても、
ちょっとした自分のミスや、
友達同士とのトラブルで
必要以上にへこむ子供に対して、
心配になる。

 生きていくうちに、
これから、どんどん
難しいことが起こってくるというのに。

 私にできることは、
何が起きても、
何を言われても、
決して動じず、
「大丈夫だよ」
と笑ってリラックスできる時間や空間を作ってあげることなんただろう。

 自分でひとつひとつ
乗り越えていかなければいけないんだから、
一緒になって動揺しないで、
「そういうことはよくあることなんだよ」
「抜け道はいくらでもあるんだよ」
と生きるヒントを遠くから送信してやるしか
ないんだよなあ・・・。

  


2004年04月09日(金)
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