しそ摘み日記
akajiso



 リフォーム三昧

 最近、「自分が本当に心地よく感じる生き方ってどんなものだろう?」とあらためて考えるようになった。

 仕事に生きる、というのも違う。
 子供が生き甲斐、でもない。
 忙しいのは苦手だ。
 暇すぎると病気になってしまう。

 そんな折、必要に迫られて連日築25年の我が家をDIYでリフォームしていて、ふと、「たのしい・・・」と思っている自分に気付いた。
 子供の頃から図画工作は大好きだった。
 この家は、でっかい箱なんだ、と考えれば、あとは好きなだけ思いきり工作できる。こんなにでかい工作なんて楽しいではないか、と。
 また、実際、生活で使うのだから、メーカーで売ってる「一般的なもの」でなく、うちの家族仕様の、オリジナルのものを作ればいいのだ。
 人から見たら、なんだそりゃ、というものでも、使う者が心地よい、ということを追求すればいいのだから、変な心のツカエも取れる。

 作って作って作りまくり、
直して直して直しまくり、
そのたび、心地よい暮らしに近づいていく。
 難しいことはできないけれど、
工夫して、少しづつ、やったことがないことを
やってみていく。
 
 人とうまくやっていくことばかりに心をくだいてきたけれど、自分の好きなことを追求していくことで、突破できる問題もあるのかもしれない。
 常に我慢をして、欲求不満の状態で、
人とうまくやっていこうとしても、
どこかに無理がくるだけで、ちっとも進展していないのだ。
 
 今まで、居心地の悪いところばかりを選んで進んできたけれど、ここいらで、ちょっと自分を休ませてみようか、と思う。
 いくら人生修行だと言ったって、365日24時間滝に打たれていたら死んでしまうもの。 
 
 黙々とペンキを塗り、
釘を打ち、ネジを締め、
木を切り、針金を切るとき、
生きている喜びが静かに湧き上がってくる。

 誰かに認められたくてやっているのではない。
 やりたくてやっている。
 
 今こうした生活に没頭していることが、
次に進むために必ず必要な経過なのだと、
実感できる幸せをありがたく思う。

2003年04月01日(火)
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