しそ摘み日記
akajiso



 プチ「なんじゃこりゃあ」

 庭仕事をしていて、
ふと、自分の指先が赤いのに気付く。
 どんどん赤い液体が増えてきている。

「なんじゃこりゃあ」

と、思った。

 よく見ると、血だった。
 指先から血がピュ―ピュ―出ている。
 見ていると、だんだん痛くなってきた。

 こんなことって、よくある。

 全然気付かないうちに怪我している。
 風呂に入った時に、ものすごく真っ黒い足のあざを見つけて、
「あり?」
とびっくりする。
 気が付いた途端に痛くなる。
 気付かないうちは、全然痛くなかったのに・・・・・・

 そんな時って、つい、
「なんじゃこりゃあ」
と思ってしまう。
 だから、「太陽に吠えろ」の松田優作の殉職シーンは、ものすごくリアルなリアクションなのかもしれない、やっぱ優作、すごいじゃん、とあらためて関心してしまった。
 当時は、
「んなわきゃねえよ〜」
と子供ながらに思っていたが、案外、怪我ってそういうものかもしれない。

 先に
「なんじゃこりゃあ」
と思って、で、自分が怪我したことを悟ったとき、
初めて痛くなってくる。

 そういえば、この前交通事故に遭ったときも、
最初は
「いや〜〜〜ん(~_~;)」
程度にしか思わなかったけれど、
落ち着いて情報がどんどん自分に入ってきて、
やっと「いった〜〜〜い(*_*)」って感じた。

 脳の情報伝達って面白い。
 
 っつーことは、もしガンとかにかかったとしても、
早期発見して、病院に入院して長い間ひーひー言ってるよりも、
検査も何もしないで、自宅でギリギリまで
「調子わりぃ〜」
って言ってた方が、寿命は短いかもしれないけれど、
心身ともに痛みは少なく感じるかも、だ。

 どっちがいいのか?

 「より長く生きること」と、
「より楽に生きること」。

2002年10月17日(木)
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