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■ 愛につまづく
ケンカっ早い次男が、またお友だちを引っかいて怪我させた。 私の知らないところで、ヤツは「悪い子」の烙印を押されていた。
相手の親に謝るのも、もう何度目か。 相手にからかわれると、いや、からかわれたと思っただけで、次男はとっさに手を上げてしまう。 口下手で言い返せないから、余計に手が出る。
みんなに怒られても叱られても、ケロッとしていること、そして、また同じ間違いを繰り返していくこと。 それは、私をイラつかせ、安堵させもする。
昔は「子供同士のケンカ」で済んだことが、今は、親も教師もピリピリして、「いじめ」とか「キレル子」とか、カギカッコつきの物騒なタイトルを付けて、子供同士の摩擦を一切許さない。 そして、世の中からケンカを廃絶していき、ケンカの仕方も限度もわからない、「わざとじゃないけど人殺しちゃった」 という人たちを作っていく。 うちの子は、ケンカの加減の練習中なんだ・・・ わかってる。 うちの次男は、ものすごく純粋ないい子なんだ。 そんなの私が一番知ってる。 だから、人からどんなに悪く言われてもかばってやらなくちゃいけなかったんだけど・・・ やられっ放しだった自分の過去が、どうしても、加害者側に回った自分の子供を許してやれなかった。 「何度言っても暴力振るう子なんてお母さんは大嫌いだ!」
泣いた次男。 次男を、ぼこぼにへこませて屈服させようとしている自分が、そこにいた。 それは、30年前の私の父親の姿そのものだった。
大好きなんだよ。次男。 でも、どうしていじめてしまうんだろう、大好きな自分の子供を。 こんな母親だから、子供がヨソの子に攻撃的になってしまうのかもしれない。
もう・・・つらい。
ホントは、いい子なのに、悪い子に育てているのは私じゃん。
自分の心の根っこが脆弱なのに、また気付く。 そして、根っこの脆弱な人間を、私が作っていく。
5歳の自分に戻って、親に愛されたい。 10歳の自分に戻って、親に信じられたい。 17歳の自分に戻って、抱きしめてあげたい。
でないと、私は、私の子供たちを育てられない。
2002年07月05日(金)
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