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■ 長男暴れる
夜中に二段ベッドの上から大ゲロ吐いて、部屋じゅうの布団3組をゲロまみれにした長男。 今朝も、胃腸の具合がサイアクだから休ませたら、 「皆勤賞取りたかったのに!」 と、大暴れ。 何が何でも皆勤賞を取りたいと言って暴れ、着替えて学校へ行こうとするのを夫が無理矢理押しとどめた。
夫「ちょっと落ち着け! いいからちょっと俺の話を聞け!」 子「・・・・・・・・」 夫「・・・・・・・・」 いやいやいやいや。 聞け、って言ったんだから、何か言わなくちゃ。夫!
そんなやり取りを10分くらい繰りかえし、 今度は、私が低い声で言った。
私「なんでそんなに皆勤賞にこだわるの!」 子「僕、賞状もらったことないから!」 私「地域の絵画展で2回も大きな賞もらってるじゃないの!」 子「でも・・・・・・」 私「アイツ(三男)が皆勤賞取った時、お母さんにめちゃめちゃ誉められたの見て、あんた、泣いてたよね」 子「だって悔しいんだもん」 私「一緒に喜んであげられないの? あんたの授賞式、兄弟みんなで喜んだのに」 子「だって・・・・・・」 私「お母さんに誉められたいの?」 子「うん」
ヤツの愛情電池は、もう切れていたのかもしれない。 チッチャイ頃は可愛がられたけど、もう、その余韻も使い果たしてしまったのだろう。 私自身も、夫からの愛情電池が切れてしまい、毎日キーキーと誤作動していたのだ。そして、一番不器用な長男は、もろにその影響を受けていたのだ。
夫からの愛情を電源にするのは、もうやめなくては。 私自身が、子供たちからパワーをもらい、 私も子供たちにパワーを送る。 その輪に入りたくても、入り方を知らない夫の面倒を見てやる余裕は、今は、ない。 頑張れ、私。 愛を注げ。私。 ひとりぼっちでも、いじけずに前に進め! 愛の自給自足も、時には必要なんだ!
静かに私は長男に言った。
「お前が誰よりも手伝いをして、いろいろ頑張ってることはお母さんは知ってるよ。全部認めてるんだよ。人には得意不得意ってもんがあるんだから。アイツ(三男)は、読み書きが全然できないけど皆勤賞取れたし、お前は体が弱いけど絵がうまいし誰よりも優しいでしょ。そんなに必死にならなくても、お母さんはみんな見てるんだよ。暴れなくていいんだよ」
真っ青な顔で過呼吸になっている長男をおぶって部屋に運び、暖かい番茶を出した。 さっきの大暴れが嘘のように穏やかになっていた。
ずっとずっと、気づいてやれなくてごめん。 母さんが悪かった。
2002年06月20日(木)
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