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随筆
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2019年08月14日(水) 由布岳登山2


岩を登るのって、なかなかきついんですよね。
足を持ち上げる筋力がいるから。
既に二時間近く登っているので、その筋力がもうないんですよね。
大人はまだリーチがあるので、何とかなりますが、ムスメなんて私と同じ岩場を登ろうとすると、それだけ足をあげて筋力使うわけで・・・。
ものすごく大変そう。
あんなに『行きたい!楽しみ!』と言っていたのに、半泣きで『もう行きたくない』と言う始末。
登山は恐ろしい・・・。

なんとか開けた所についた時点でお弁当タイム。
峠だとまだ時間的に早かったので、山頂で食べようって言っていたのですが、お腹がすきすぎて山頂まで持たず。
適当に作った弁当なのに、何とおいしく感じることか。
空腹は何よりのスパイスですな。

が、突然の雨。
あんなにカッパを持って行く様に言ったのに、持ってきてないムスコ。
・・・仕方がないな・・・私は長袖も着てるから何とかなるか・・・。
お前が私のを使うといいよ・・・。
何で頑張って荷物になるのに持ってきた私がずぶ濡れで、あんたが快適なのさ。

結構降ってきたので、弁当を早々にかきこんで出発。
・・・あとほんの少し歩けばここに着けたのか・・・という広い場所にでました。
ここが、分かれ道です。
マタエと言います。
ここから、西峰に行くか東峰に行くかを決めます。
・・・どっちが楽なんだっけ?
どっちかは、最後鎖場なんですよ。
子供にゃ無理そう。
楽しそうですが、私体力的にも厳しそう。
つか、東か西かも分からんではないか。
確か東が簡単だったはずなんだが、それはどっちだ?

分からんので、鎖場が出てきたらUターンの気分で左に向かって歩き出すと、『あっちの方がいいと思いますよ?』と見知らぬ方からアドバイスをいただく。
二択で間違えた。
忠告大感謝。

というか、登山って途中で会った人から色々情報もらえたり、褒めてもらえたり。
出会ったら必ず挨拶するし、狭いと思ったらどちらかが自然に待っていたりする。
大抵登りの人優先な感じなんですが、50歩歩いて休憩していた時に『ここで待ってます』感を出されると、それ以上頑張らなければならず、結構大変。
善意なので、必死で待ってくれているポイントまで登ります。
素敵な交流。

まだ続きます。


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