| 2002年11月13日(水) |
李登輝氏のビザ発給差し止め? |
慶応大学の三田祭に参加予定だった李登輝氏。 直前で中国側とのつながりが悪化する事を 恐れた大学関係者と教授の皆さんに よって李登輝氏の訪日が中止させられました。
まぁ慶応大学の学園祭を他大学や 関係者以外が批判するのも筋違いな気がするが、 来る来ないで国まで巻き込んで いるので考える議題として挙げてみました。
日本は台湾を国として認めないとする 中国の意見を今まで気にしすぎていたように感じます。 例えば台湾航空機の離発着問題。 今まで台湾航空機が羽田から離発着していたのは、 国際航空機として認定する事はできないという意思の表れ。 暗黙の了解で今まで台湾を認めないとしてきたのです。
ところが、俺を含めて日本人は親台派の人が多い。 中国が台湾に侵攻すると聞いて、賛成する人は極まれでしょう? ここに日本政府と国民の意見の相似を感じます。 もちろん政府関係者も中国が台湾に侵攻するのに 諸手を挙げて賛成する人はいないでしょうが…。
李登輝さんの問題もその一つのように感じます。 台湾国民が日本に入れない措置を取っているのならば、 日本がビザ認定を受け入れないという主張も納得できます。 が…台湾国民は良いが元総統は駄目というのは 法の下の平等に反するのでは? これには色んな見解があります。いちお法学部在籍中なので、 知っている見解の例を簡単に説明してみたいと思います。
この法の下の平等が どういう対象にどの程度まで 認められるのかというのが解釈の分かれる所で、 日本では基本的に自国民にのみ認めるべきという意見が主流です。 その国の法律で認められた権利は、その国の国民が享受すべきと いう考えに基づいて作られているからという意見ですね。
※例外が賠償金の問題などですが、 これは相手の国が日本人に賠償の補償を法律で 認めている場合に限り日本での賠償を認めています。
※地方自治体の外国人選挙権も各自治体に認可を任せています。
しかし世界的に国際法というものが明確になってきている現在、 中国政府だけが危険と言う人物を日本もそのまま容認して良いのか? 本当の事を言い合える関係を経てこそ新の平和があるんであって、 北朝鮮や中国が言ってるからそうなのでしょうとかいう 安易な意見は国を滅ぼしかねない危ない傾向だと俺は感じます…。
なら米国の帝国主義がイラクを滅ぼすのは安易に認めて良いのか? 上の意見を言うとこういう人がいますね。それも最もです。 しかし、米国の言っているスタンダードはすべてが正しいと 言うわけではないにしろ、各国をまとめ・その気にさせる 根拠をきちんと提示した上で行動しています。
イラクを攻撃するのが悪いという人はいても、 イラクが進めている軍備増強に不満を持たない人はいない。 中東の石油の利権を先進国が望んでいるからだと言うのも分かります。 実際その通りだし、今中東で起こっているテロの原因のほとんどが 米国と英国のかつて起こした過ちを発端にしていますよね。
だからと言ってテロ活動を容認はできない。 各国が強い姿勢を打ち出すと認め合った…。 ならばチェチェン武装勢力のテロに対して ロシアが行った行為を各国は見習うべきだし、 テロをやったらこうなるという行動は見せなければならない。 ↑あくまで俺の意見です。
李登輝氏の問題しろ、日本はあいまいです。 ある時は認め、ある時は認めない。 台湾侵攻は認めないけど、台湾は中国のものと言っている。 どっちつかずの意見は後で大きな溝を残します…。
AさんとBさんのどちらかを選べず、 両方と付き合っている二股状態が今の日本です。 日本は腹をすえてどちらかの側につくべきです。 中国は日本が台湾を擁護したからと言って、 日本と手を切るなんて事はありえません。
やっと軌道にのりかけ、手を離し始める市場を むざむざ見殺しにするほど中国も馬鹿ではないからです。 ↑外貨獲得こそが最重要課題ですからね。
ダライ・ラマと日本の政治家が会談したのも良い傾向です。 チベットとの指導者をダライ・ラマだと認めるのは普通の行動です。 何故宗教の指導者を共産党が選ぶのか俺には良く分かりません。 政治家が宗教家を任命する権限があるのでしょうか? そして宗教を信仰している人はなんと言っているのでしょうか? これを考えればダライ・ラマの言っている事は最もです。
国民の意見を政治に反映させる。 最も難しい事ですがこの最初の理念こそが 世界で政治家に必要とされている事でしょう…。
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