ジンジャーエール湖畔・於
目次


2003年03月22日(土) ポルターガイストのナポリタン 呼吸困難のミルクティ

 




 3年くらい前から使っていたショッキングピンクの革の手袋を亡くしてしまったの・・・

  キキララみたく仲良くしてた人がくれた、ハートのペンダントも昨日亡くしてしまったばかりなのに。
  ”傘を置き忘れたことに気づいても、引き返さずにその傘を諦める。”
  そーゆー人だよねって言われたことあるけど、どーゆう意味なんだろう。
  でもね、わたしは新しい物を買うよりも、同じものをずっと使ってる方が多いんだ。
  愛着あるものを亡くしてしまうと、それがないことに不安を感じてしまう。


  手袋はもう一枚あって、去年コゲ茶のフェイクファーのやつを買ったんだ。
  これはめてると、まるでゴリラの手みたくなる。手袋とったとき現われる自分の手が
  ゴリラとのギャップで、すごーい白くて綺麗に思えてくるのが狙い。
  名づけて”ブロンド・ヴィ−ナス作戦”。

  マレーネ・ディートリッヒが何故かすごい好きなんだけど、ディートリッヒの主演作に『ブロンド・ヴィーナス』というのがある。
  その映画の中のキャバレーでのショーで、ゴリラ(着ぐるみ)がでてきて
  客席をウロウロしたり、胸を叩いたり(ドラミング?だっけ)してるんだけど、
  よき頃合で、ゴリラが着ぐるみを脱ぎはじめたと思ったら、むさ苦しいその毛皮の中からは
  輝くばかりのブロンドの美女ディートリッヒ演じる踊り子が現われる。
  ゴリラの中から現われたディートリッヒは、まるでフェイ・レイとキングコング!早変わり一人二役。
  ロジェ・バディムがつくった、ジェーン・フォンダを鑑賞するためだけといっても過言ではない
  SF映画『バーバレラ』の冒頭で、全身宇宙服のジェーン・フォンダが
  無重力空間の宇宙船内をふわふわ浮かびながら、一枚一枚脱いでいくあの有名なシーンみたとき、
  『ブロンド・ヴィナス』の進化形だー!とおもった。



  ようするに、ストリッパーになりたいってこと。




  
  
  
  


cottonkyaori |MAIL