ジンジャーエール湖畔・於
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2002年06月08日(土) 無印のバナナチップ喰わえてはしりゃボクサー腰砕け

運動不足が原因の一端である肩こりの解消をねらってボクシングへ。
しかし、基本のステップで大いにつまづく。
そういえば、私は昔からダンスとか振りとか自分の身体を細かく
コントロールするのが下手だった。
球技とかはそんなに駄目でもないんだけど、とにかく振りが駄目。
創作ダンスでは級友に「違う!この足っ(バシッ)」と怒られていた。
ボクシングも駄目かも。
基本の姿勢を上手く作れないのだ。ファイティングポーズ。
少しして自分では上達したつもりで、鏡のまえで一発ジャブかましてみた。
・・・全ッ然、ダメ。なに、これ。ブザマ。
それからは、なるべく鏡を見ないようにして練習した。
初心者コースの他のみんなは、パッと見にはボクサーっぽく振る舞えてるというのに。
気づけば、女、私一人。
なんだか場違い感がプンプンしてることにようやく気づく。
自分では汗臭い男の世界の住人に同化していたつもりだったのだけれど。
それ故に余計に痛々しいものがある。
男ぶるも所詮の女。ガールファイトにすらなれない。
(オチ無し。)

夜テレビでなぜかMr.ビーンやっていた。
なにげなくチラと観たら、涙を流して笑ってしまった。
数年前、ビーンが日本で人気が出はじめた時、しきりに
「ビーンを以前から面白いと言っていたのは自分だ!」
と先見の明をアピールしていたのは、田代まさしだ。
しかし、私はビーンを正々堂々と面白い!と言える人間になりたい。
番組が終わる十時半近くなると気もそぞろになった。
モア ビーン!あい ウォント ビーン!
このままずっと、永遠に終わらないで、ビーン。
このまま永遠にMr.ビーンを観つづけ笑いながらそのまま死にたい
とすら思った。


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