KENの日記
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2017年10月05日(木) 総選挙の構図

10日の衆議院選挙公示に向けて各政党の戦いの構図が次第に明らかになってきました。解散時野党第一党だった「民進党」は分裂し、民主党右派は「希望の党」に、左派は「立憲民主党」を立ち上げました。またどちらにも与しない一部の有力議員は無所属で立候補することになりました。小池東京知事の「希望の党」は東京都の「都民ファースト」と同様に「小池新党」というだけで中身がまだはっきりしません。

希望の党が「自民党に対立する2大政党」になるのかどうかまだ分かりません。小池代表自身が8月までは自民党員だったのですから自民党の体質を十分引き継いでいると思われます。そもそも政権交代可能な「2大政党制」とはどのような構図となるのか考えてみると難しいと思います。やりたいことが同じであれば別の政党といえるのか。外交・防衛など基本政策がほぼ同じ(諸外国との関係における継続性)として、いったいどういうところで違いをつけるのか。

個人的には「穏当なリベラル」(例えば憲法改正論議に参加する等)が自民党と対立する二大政党のひとつになってほしいと思います。それは短期的な消費税改定論議とか「森・加計」問題に拘泥するような製糖であって欲しくないです。有権者は反安倍政権の受け皿としてすんなり「希望の党」を選ぶのかどうか難しいところです。有権者がどうのように判断するのか興味のあるところです。




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