| 2015年01月29日(木) |
オバマ夫人・インドネシア女性に注目 |
オバマ大統領夫妻がサウジアラビアを訪問しました。サウジアラビアのアブドゥラ国王の追悼のためにインド訪問を切り上げての弔問でした。オバマ大統領は「サルマン新国王」との首脳会談に臨み、両国間の懸案事項である原油価格問題を話し合ったものと思われます。しかしネットで話題になったのは「ミッチェル夫人」の方でした。
非常に敬虔なイスラム教国サウジアラビアに現れた「ミッチェル夫人」は肌の露出は控かえたものの、頭をスカーフで隠すことなく、あっけらかんと「サルマン新国王」と握手しました。アメリカ大統領夫人ですから可能だったのですが、サウジアラビア国の女性と他のイスラム諸国の女性にとっては非常な驚きであったと思います。こういう大胆な行動を堂々としてしまうミッチェル夫人は大したものだと思います。
クリントン夫人とかキャロライン・ケネディ大使なら、頭にスカーフをかぶり現地の風習を重んじたと思います。アメリカのエスタブリッシュメントに属する人達には、やはり何処か保守的な行動パターンが見られると思います。しかしオバマ大統領にも更にミッチェル夫人にも「過去の権威・過去のしきたり」等に拘るのではなく、現在の自分達の気持ち・誠意を精一杯表現しようとする「人間性」が勝っているように思われます。
インドネシアで「セルフィー」が流行っていて、ネット上に若い女性の素顔が大胆に掲載されていることに対してイスラム法学者などが苦言を呈しているという話があります。スマホ世代のインドネシアの若者にはネットで自己表現することは全く自然な行為なのです。自分を表現することを当たり前に考えているインドネシアの女性の行動は非常に大切だと思います。
インドネシアの若い女性、オバマ夫人等現代の女性が堂々と自己表現していることに将来に対する明るい見通しを持つことができると思います。ミッチェル夫人には是非ともアメリカ大統領を目指して欲しいと思います。インドネシアの女性にはどんどんセルフィーで自分を撮影して、将来の夢に胸を膨らませる美しい顔をどんどん掲載して欲しいし、スカーフを奇麗ですが、スカーフを取って様々な髪型を試してみて欲しいと思います。
|