| 2005年03月15日(火) |
祝、祝、インターネット開通 |
今日漸くアパートのインターネットが開通しました。今、初の日記のアップをしているところです。スピードは「115.2kbps」。一般電話のダイヤルアップよりは速いいのですが・・・。 申し込んだのは「TATAインディコム」のWLL(無線アクセス)の電話機。ムンバイ・ニューデリーの両大都市においては国が大株主の「MTNL」という電話会社が有線電話サービスを提供しています。この会社は昔のNTT(いや電電公社)みたいなもの。そして、通信の自由化でこれに加えて何社か民間が参入しました。
その有力な一社が「TATAインディコム」です。このTATAはインドの大財閥の傘下にあり、ムンバイに本拠があってムンバイでのサービスは充実しいるのです。なぜ「TATA]を選んだかというと早い「インタネット」が使えるからです。 セールスマン氏の説明によると、WLL電話(無線アクセスで保証金Rs1000)経由でのインタネットのスピードは115kbps程度。専用の無線アクセスカード(Rs15000)インターネットでも150kbpsだそうなのです。この程度の差であれば、まずはWLL電話機を使ってみることにしたのでした。一般のダイヤルアップ回線よりは早いです。
セールスマン氏に申し込み書を渡しました。それが先々週の金曜日。翌日の土曜日には自宅に来てもらって、写真、パスポートのコピー、住民票のコピーを渡しました。日曜日には、ヴェリフィケイションということで、若い青年が家までやってきました。しかし、次の週一週間、結局電話機は設置されませんでした。
そして、その週の金曜日の夜に再度ヴェリフィケイションということで青年が家まで来ました。彼は、土曜日の夜には電話機設置工事ができるだろうと言っていました。土曜日には、私の携帯にTATAインディコムから電話がかかり、申し込みの確認がなされました。
電話をかけてきた人に「今日中に電話機を持ってくるのか」と問い詰めたところ、まだ2〜3日かかるとのことでした。パスポートの写し、州政府発行の住民票の写しを添付してあっても全く信用してくれない。何回も同じ事を聞かれます。これがこの国の「手順」のようです。ヴェリフィケイションの青年も、電話問い合わせのオペレータも全て外注業者で、ひとつのステップをこなしているに過ぎず、実際の工事は別なに会社がやってくるので、途中の工程を抜かすことは出来ない。
これでもMTNLの仕事よりは評判が良いのです。そして、昨日の火曜日の夜、ようやく電話機が到着。LG製の小さな電話機です。日本との国際電話はインターネットを使う予定なので、この電話機のサービスプランは市内通話専用です。電話機の後ろの「RJ−45」というインターネット接続のポートが付いています。この「RJ−45」と「RS232C」のコネクタケーブルが市販されていて、通常のデスクトップなら接続可能です。
ノートパソコンには「RS232C」がないので、「RS232C」と「USB」のコネクタケーブルを買ってきてノートパソコンとの接続準備はしていました。電話を設置にきた技術者は「自分は電話専門でインターネットは分からない」というので、電話でインターネット技術者に設定の仕方を聞きつつ設定したのですが、つながらず、結局昨日はあきらめました。
今日、電話機とパソコンを会社に持っていって、会社の技術者の助けを借りて漸く設定が終了しました。私の買った「RS232C−USB」変換ケーブルは、TATAのサービス(電話機)と相性が悪いらしく、彼の変換ケーブルだと上手くつながるのです。結局変換ケーブルを買い換えました。 さて、公表のスピードは「115.2kbps」。夜の8時30分過ぎにインターネットにつないでいるのですが、スピードテストで速度を測ってみると、「75kbps」です。こんなものでしょうか。このスピードでは、画像を見ながらの音声チャットはとても無理ですね。
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