| 2005年02月23日(水) |
スリランカの友人の事情 |
スリランカで大変世話になったメードの「シータ」とドライバー「スニール」と漸く連絡がとれました。この2人のお陰でスリランカではほぼ快適に過ごすことができたのでした。昨年暮れの津波で本人や家族・親戚に被害がでていないか心配していたのです。
2人とも携帯電話を持っているのですが、故障とか料金未払いで使っていなかったみたい。まずスニールですが父親がスリランカ南部のゴール近辺に住んでいるのです。海岸沿いであれば危険だったのですが、幸い内陸部であったので無事だったそうです。スニールは津波の来た日に列車で実家に向かう予定だったそうですが急用で帰省を取りやめたとのこと。もし列車にのっていたら本人が津波の災害に遭っていたはずだったそうです。誰かが助けてくれたのかしら。
メードのシータの実家はスリランカ中部の内陸部なので心配ないのですが、彼女の親友が実はコロンボ南部の海岸近くに住んでいるのです。そこは大変貧しい人達が海岸に小さな家を建てて住んでいるところです。私も2度行きましたが、津波が押し寄せたらひとたまりもない場所と家です。シータのよると友人の家族は全員無事であったけれど、家は跡形もなく壊れてしまったとのこと。 それとシータの叔父さんが津波で亡くなったと言っていました。ご冥福を祈ります。
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